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第四十九話 ページ7

確か、姉さんがパソコン始めたのは僕が父さんと一緒の時だったって聞いたな。

僕が知らないのも無理ないか。

まふ「その時は、宇宙さんに弟がいるなんて思いもしなかったなぁ。」

「その時、色々と家庭が忙しかったので。」

僕はそう言って苦笑する。…そうだ。

「まふまふさん、良かったらなんですけど…」

まふ「ん?」

「このあとお時間ありますか?」


数十分後。
まふ「お邪魔しまーす。」

「どうぞー。」

僕らはあの場所から離れて、僕の家に着いた。

まふ「それにしても、今日は色々と急だねw」

「あ、す、すみませんっ、やっぱりご迷惑でしたか?」

僕が慌てて謝ると、まふまふさんは大丈夫だよと笑ってくれた。

「どうぞ。」

まふ「…あ、これペプシ?w」

「あ、はいwコーラ系好きかなーって思って。」

僕はコーヒーを持ちながら、まふまふさんの向かいに座る、

まふ「超好き、ありがとう。」

まふまふさんはそう言ってペプシを一口飲んだ。

「…。」

まふ「…。」

部屋の中がしん、と静まる。

「…コラボ、お願いしてもいいですか。」

ふと、自分の口から出ていたのはそんな言葉だった。

まふ「!!いいの!?」

まふまふさんは身を乗り出して目を輝かせている。

そんなに嬉しい顔されると、こっちが恥ずかしくなってくるぞ、おい。

「寧ろこんな奴とコラボいいんですかお願いですコラボさせて下さいあわよくば仲良くなりたいなんて口が裂けても言えない。」

僕はすっと土下座をしながら、早口で喋る。

まふ「えっwそんなこと言わなくてもwコラボしようよw」

「ほ、本当ですかっ!」

あのまふまふさんがこんな名無しのうp主とコラボを快く2つ返事してくれるなんて夢のようだ。

まふ「でも僕はITO君となら、みんなコラボしたいと思ってると思うけどなぁ…」

ほら、96猫さんだって言ってたじゃん?とまふまふさんは言う。

僕はあれはてっきり社交辞令かと。

まふ「そんな訳ないじゃんw」

嬉しい限りです今なら何でもできそうな予感

まふ「あ、じゃあさその代わりと言ったら何だけど、もうちょっと砕けてくれると嬉しいなー…なんて…」

砕ける?あ、敬語をなしにするとか?

そんな天下のまふまふ様にタメ口使うなど恐れ多くて無理。

「わかりました、まふさん。」

流石に年上には敬語じゃなきゃダメだろと思い、

僕は“まふまふさん”ではなく、“まふさん”と呼んだ。

すると、まふまふさんはおぉっ...!と言って目をキラキラさせている。

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黒糸(コクシ)(プロフ) - ゆぅたろさん» 初めまして。コメント、リクエストありがとうございます!!浦島坂田船のみなさん、私も大好きです!是非書かせて頂きます!!更新頑張ります♪ (2016年4月14日 19時) (レス) id: 92abb08f5b (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅたろ(プロフ) - はじめまして!!ファンになっちゃいました!!おこがましくリクエストしたいのですが浦島坂田船の4人を出来れば出してほしいです←次の更新楽しみにしてます♪ (2016年4月13日 21時) (レス) id: 3686b0fbb0 (このIDを非表示/違反報告)
黒糸(コクシ)(プロフ) - 涙さん» ありがとうございます!!長文どんとこいです!現実にいてくれたら私もファンになってます!!この小説のファンにもなって頂けるのですか!?なんと嬉しいお言葉…っ!長編になるよう更新頑張ります!! (2016年3月16日 10時) (レス) id: 92abb08f5b (このIDを非表示/違反報告)
- 夢主君が現実にいたらファンになっている自信があります(キリッ ちなみにこの小説のファンになってしまいましたw。続き待っています!頑張ってください!(面白いので長編にならないかな…という願望あr((長文失礼しました (2016年3月15日 18時) (レス) id: dab23718e3 (このIDを非表示/違反報告)
黒糸(コクシ)(プロフ) - みずさん» ありがとうございます!頑張ります!! (2016年3月9日 19時) (レス) id: c48aa0f8ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒糸 | 作成日時:2016年2月22日 15時

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