君を抱きしめられたなら 【中務裕太】

１楽屋 ページ1

.裕太 side







いつもと変わらず、騒がしいGENEの楽屋





隼「亜嵐くん最近めちゃめちゃ不正するよね(笑)」


亜嵐「ちげぇし！あれは不正じゃないから！(笑)」


玲於「毎週GENE高見てたら絶対一回は不正してるからね」


亜嵐「いや、マジで！(笑)不正じゃないって！」


隼「でももう世には"不正亜嵐"ってしれわたってるし」


玲於「なんならさ、"白濱亜嵐"って検索したら不正ってでてくるよ」


亜嵐「それは、まあ(笑)」




亜嵐くんをいじり倒す隼と玲於



メン「うメンディー！！ん"ん"っ！....なんか喉の調子が...」


龍友「え、メンさん発声練習っすか？(笑)」


涼太「うメンディーって叫ぶ為だけに？(笑)」


龍友「何それ、めっちゃおもろいやん(笑)」


涼太「オススメの発声練習教えましょうか？」


メン「お前らボーカルだからって馬鹿にしてんだろ！(笑)」




メンさんをいじり倒す龍友くんと涼太くん




と、今起きた俺



椅子に座ったままうたた寝をして、今起きたとこやからめっちゃ眠い....



このあとはみんなで筋トレして帰るだけ



あ〜、早くマイロとアルビーに会いたい




.



" ｺﾝｺﾝ "





亜嵐「どーぞー？」



我が家の可愛いハリネズミたちを思い出してたら、

今までで聞いたことないような小さいノックの音がちょっと聞こえた





けど、ドアは開かんままやし

.....いたずら？



裕太「俺開けてみるわ〜」



眠気覚ましがてら、ちょっと動こうかな

って言っても短い距離やけど






" ｶﾞﾁｬ "



" ｺﾞﾂ "



『 う"っ 』


裕太「 は？ 」




え、今、声したやんな？


は？誰？女？




裕太「え、誰？」









.







ドアを開けた向こうにいたのは、



おでこに手を当てて、少し涙目の女





.

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