貴方side. ページ48
私は、ふと目を覚ました。
微かだけど、殺気を感じた。
けど、身体が重くて思うように動けない。
まだ熱があるのか頭も痛い。
そんな身体を無理やり動かし、近くにあった小太刀を持った。
少しずつ近づく気配を感じながら、私はなるべく障子から離れた壁を背にしていた。
けど、襲われたら逃げられないかも。
そんなことを考えながら、小太刀を抜く。
立ち上がろうとしたけど、さすがにそれは出来なくて、座ったまま刀を構えた。
次の瞬間、障子を開けて入って来たのは
羅刹だった。
A「?!まさか、八木邸から逃げ出してきたの?」
羅刹は獲物を見つけたようにこちらを見ると、襲い掛かってきた。
A「ぐっ!」
なんとか刀で受け止めるが力が入らない。
A「けど、そんなこと言ってる場合じゃ、ないよね!」
私は刀を押し返す勢いで立ち上がる。
なんとか刀を押し返し羅刹と少し距離ができたが、今立ち上がったせいでか立ちくらみがして、倒れそうになる。
すると、
??『私の力を貸してあげましょうか。』
頭の中で知らない声が響いた。
A「貴方は、誰?」
??『貴方の中にずっといました。貴方のことを護るように貴方の母親に言われていたので。』
A「お母さんに?」
??『ええ。』
A「そうなんだ。」
私の意識はもう途切れそうだった。
このまま意識を失ったら殺されるかもしれない。
A「お願い、助けて。」
??『了解しました。』
その声を最後に私の意識は途切れた。
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こっからどんどんアニメとかと話が変わっていくかもしれません。
あと、この次からいろいろ設定が増えると思います。
自分でどんどん複雑な話にしているんですけど、最後まで頑張りたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。
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平助 - 作者テスト頑張れ(●´ω`●)平助共々応援していますので、頑張ってください。薄桜鬼のメンバー全員がついてるからね(●´ω`●) (2015年6月7日 2時) (レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
平助 - すごいよ(●´ω`●)羅刹の人を解放させるなんて(●´ω`●)主人公作者平助共々応援しています。これからも頑張ってください。続楽しみにしています。 (2015年5月25日 1時) (レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
彗.(プロフ) - 平助さん» いつもコメントありがとうございます!ちゃんとキュンってなる作品になるようにこれからも頑張ります! (2015年5月18日 23時) (レス) id: b992a17143 (このIDを非表示/違反報告)
平助 - きやー・・・・やばいやばいよ主人公が危ない。だけど、主人公の中にいる人助けてあげて。平助君左之兄早く全力で主人公の元に行ってあげて。でも、面白い。主人公作者これからも平助共々応援してますので頑張ってください。 (2015年5月18日 23時) (レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
彗.(プロフ) - 平助さん» コメントありがとうございます!頑張ります!いろいろ案を書いてくれてありがとうございます!いろいろ考えてみます! (2015年5月15日 20時) (レス) id: b992a17143 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彗. | 作成日時:2015年3月4日 20時