貴方side. ページ39
あのあと、倒れた山南さんを左之兄達に運んでもらい、山崎さんに預けたあと、いつものメンバーで広間に集まった。
永倉「ひとまず、どうしてあんなことになったのか説明してくれ、土方さん！」
原田「ああ、いきなり起こされたと思ったら山南さんが羅刹になったって・・・・・。」
藤堂「最初に見つけたのって土方さんなのか？」
土方「いや、最初に見つけたのはAだ。A、どういう経緯でああなったのか、説明してくれ。」
みんなの視線が私に向けられて、少し緊張する。
A「はい。えっと、今日は土方さんに手伝いはいいからさっさと寝ろって言われて、いつもより早く寝てたんです。そしたら、夜中に急に目が覚めちゃって、なんだか嫌な予感がして、外を少し見たら、山南さんが前川邸から外に出ようとしているのが見えて、なんとなくこのまま行かせちゃいけない気がして、追いかけたんです。」
原田「なるほどな。じゃあ山南さんはみんなに隠れて羅刹になるはずだったってことだよな。」
A「それで、八木邸に入るのが見えて、部屋まで追いかけたら見つかっちゃって、そしたら、部屋に入れって言われたから入ったんです。・・・・・・・山南さんは右腕を治したかったんだと思います。またみんなと刀を握って一緒に戦いたかったんだと思います。けど、羅刹になることなんて誰も望んでないはずだって、止めようと思ったんですけど。・・・・・・・・すみません！私は、山南さんを止めることが出来ませんでした！」
私はみんなに向かって頭を下げた。
私よりみんな山南さんと付き合いが長い。
きっとつらいに決まってる。
折角、山南さんが変若水を飲む前に見つけられたのに、止められなかったなら意味がない。
沖田「別に君が頭を下げることじゃないんじゃない？」
A「えっ？」
斎藤「もしあんたが見つけられなかったらもしかしたら、誰にも気付かれずに羅刹になり、誰かを殺していたかもしれん。そうなれば、俺たちも山南さんを殺さなければならなかった。」
原田「けど、お前が見つけてくれたから、羅刹を知らねぇ隊士達には見つからずに済んだ。」
土方「お前のおかげだ。」
みんなの言葉が優しくて、私は涙が出た。
A「すいません、ありがとうございます。」
土方「ひとまず、山南さんが起きてくれるのを待つしかねぇな。」
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平助 - 作者テスト頑張れ(●´ω｀●)平助共々応援していますので、頑張ってください。薄桜鬼のメンバー全員がついてるからね(●´ω｀●) (2015年6月7日 2時) (
レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
平助 - すごいよ(●´ω｀●)羅刹の人を解放させるなんて(●´ω｀●)主人公作者平助共々応援しています。これからも頑張ってください。続楽しみにしています。 (2015年5月25日 1時) (レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
彗.(プロフ) - 平助さん» いつもコメントありがとうございます！ちゃんとキュンってなる作品になるようにこれからも頑張ります！ (2015年5月18日 23時) (レス) id: b992a17143 (このIDを非表示/違反報告)
平助 - きやー・・・・やばいやばいよ主人公が危ない。だけど、主人公の中にいる人助けてあげて。平助君左之兄早く全力で主人公の元に行ってあげて。でも、面白い。主人公作者これからも平助共々応援してますので頑張ってください。 (2015年5月18日 23時) (レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
彗.(プロフ) - 平助さん» コメントありがとうございます！頑張ります！いろいろ案を書いてくれてありがとうございます！いろいろ考えてみます！ (2015年5月15日 20時) (レス) id: b992a17143 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彗. | 作成日時：2015年3月4日 20時
