貴方side. ページ36
伊東さんが新選組に来てから数日が経った頃。
私はふと目が覚める。
外を見るとかなり暗い。
まだ深夜だろう。
いつもはこんな時間に目が覚めたりしないのに。
なんだか胸騒ぎがする。
私は羽織を一枚はおってそーっと外の様子を伺った。
？！
そこには山南さんがいた。
どうやら外に出るみたいだ。
いつもの私なら気にしないはずだ。
きっと眠れなくて、少し気分転換に外に出ようとしているだけだろうと・・・・・・。
けど、なんだか嫌な予感がして。
ここで、山南さんを追いかけなかったら、後悔するような気がする。
A「よし。ついて行ってみよう。」
山南さんは前川邸の隣の八木邸へ入っていった。
部屋に入っていくのを見て私はどうするか、考えていると。
山南「まさか君に見つかるとは思っていませんでしたよ。」
A「き、気付いてたんですか。」
山南「私が何をしに来たか気になってついてきたのでしょう？どうぞ入ってください。」
ここで戸惑ってもしょうがないし、私は山南さんに促されるまま部屋に入る。
そこは、研究室のような場所だった。
そして、机の上には真紅の液体が入った小瓶があった。
私の視線に気づいたのか山南さんはそれを手に取った。
山南「これが気になりますか？」
A「はい。それはいったいなんですか？」
山南「これは変若水です。」
A「変若水？」
山南「私は羅刹の研究をしています。」
A「羅刹の？」
山南「ええ。その羅刹はこの変若水を飲むことでなってしまうのです。私はこの変若水を飲んで羅刹になっても自我を失わないようにするための研究をしているんですよ。」
変若水。
それが羅刹のもとになってるんだ。
山南「そして、これがあれば私の右腕も治る。」
私は山南さんが考えていることがわかってしまった。
A「そんなことしたら駄目です！幹部のみんなだってそんなこと望んでないはずです！」
山南「貴方にはわからないですよ。私の気持ちは。」
そう言って山南さんは変若水が入った小瓶のふたを開けた。
A「やっぱりこんなの誰も望んでないはずです！」
私は山南さんから小瓶を取ろうとしたけど、間に合わなかった。
山南さんの足元に小瓶が転がる。
山南さんの髪は少しずつ白くなっていった。
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平助 - 作者テスト頑張れ(●´ω｀●)平助共々応援していますので、頑張ってください。薄桜鬼のメンバー全員がついてるからね(●´ω｀●) (2015年6月7日 2時) (
レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
平助 - すごいよ(●´ω｀●)羅刹の人を解放させるなんて(●´ω｀●)主人公作者平助共々応援しています。これからも頑張ってください。続楽しみにしています。 (2015年5月25日 1時) (レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
彗.(プロフ) - 平助さん» いつもコメントありがとうございます！ちゃんとキュンってなる作品になるようにこれからも頑張ります！ (2015年5月18日 23時) (レス) id: b992a17143 (このIDを非表示/違反報告)
平助 - きやー・・・・やばいやばいよ主人公が危ない。だけど、主人公の中にいる人助けてあげて。平助君左之兄早く全力で主人公の元に行ってあげて。でも、面白い。主人公作者これからも平助共々応援してますので頑張ってください。 (2015年5月18日 23時) (レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
彗.(プロフ) - 平助さん» コメントありがとうございます！頑張ります！いろいろ案を書いてくれてありがとうございます！いろいろ考えてみます！ (2015年5月15日 20時) (レス) id: b992a17143 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彗. | 作成日時：2015年3月4日 20時
