土方side. ページ20
原田「そんなことになってたのか。」
俺は原田にひととおり話をし終えた。
原田「ありがとよ、土方さん。あいつはすぐに一人で抱え込んで、人に心配をかけないようにしてる。そこは良いところなんだと思うが、兄としてはもっと頼って欲しいもんなんだよな。」
土方「この話もAは、お前に言わないつもりだっただろうしな。」
きっと、俺にも。
原田「ああ、話してくれてありがとよ。やっぱり心配なんだ。あいつは女だし、こんなところじゃなくて、もっと平和に暮らして欲しかったけど、そういう話ならここのほうが楽なのかもな。」
土方「そうだな。」
そこへ、
A「土方さん、いいですか？」
土方「Aか、入れ。」
A「あれ、左之兄？もしかして何か大事な話の途中でしたか？」
原田「いや、今終わったところだから気にすんな。それより土方さんに用があるんだろ？俺は自分の部屋に戻るからよ。じゃあ土方さん、ありがとな。」
原田はもう一度礼を言って俺の部屋から出て行った。
A「あの、本当に大丈夫でしたか？」
土方「ああ。原田の言う通りちょうど終わったところだったからな。それより、どうしたんだ？」
A「お昼ご飯食べようと思って待ってたんですけど、土方さんが来ないので。一人で食べるのは嫌だったので呼びに来ました。」
そういや、昼飯がまだだったのを忘れてたな。
しかも、待たせちまってたのか。
土方「悪いな、今行く。」
早く来てくださいね、と言ってAは俺の部屋から出て行った。
やっぱりあいつの笑顔は可愛いと思いながら、元気になって良かったとしみじみ思っていた。
これからも、あいつが笑っていてくれればそれでいい。
俺があいつに好きだと伝えたところで、あいつはきっと困るだけだ。
それに、俺にはあいつを幸せにすることが出来ねぇからな。
これからも、見守ってく立場でいい。
あいつが笑ってくれてればそれでいいんだ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
一区切りついたので、次から番外編を少し書こうかなぁと思います！
そして、「紅の槍」が5000hitを超えててビックリです！
ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます！
これからも、頑張るのでよろしくお願いします！
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平助 - 作者テスト頑張れ(●´ω｀●)平助共々応援していますので、頑張ってください。薄桜鬼のメンバー全員がついてるからね(●´ω｀●) (2015年6月7日 2時) (
レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
平助 - すごいよ(●´ω｀●)羅刹の人を解放させるなんて(●´ω｀●)主人公作者平助共々応援しています。これからも頑張ってください。続楽しみにしています。 (2015年5月25日 1時) (レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
彗.(プロフ) - 平助さん» いつもコメントありがとうございます！ちゃんとキュンってなる作品になるようにこれからも頑張ります！ (2015年5月18日 23時) (レス) id: b992a17143 (このIDを非表示/違反報告)
平助 - きやー・・・・やばいやばいよ主人公が危ない。だけど、主人公の中にいる人助けてあげて。平助君左之兄早く全力で主人公の元に行ってあげて。でも、面白い。主人公作者これからも平助共々応援してますので頑張ってください。 (2015年5月18日 23時) (レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
彗.(プロフ) - 平助さん» コメントありがとうございます！頑張ります！いろいろ案を書いてくれてありがとうございます！いろいろ考えてみます！ (2015年5月15日 20時) (レス) id: b992a17143 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彗. | 作成日時：2015年3月4日 20時
