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土方side. ページ17

Aは風間に頭を撫でられたまま泣いていた。





泣いている姿を見て、今までどれだけ無理をしていたのかがわかる。








が、風間の野郎が勝ち誇ったかのように俺の方を見てくる。



風間からAを引き剥がしてやりてぇが・・・・・・・。



泣き止むのを待つしかねぇか。









それから数分後、Aは大分落ち着いた。




A「風間さん、土方さん、すいません。お見苦しい姿を晒してしまって・・・・・。」




冷静になって泣いていたのが恥ずかしかったのか、Aの顔は真っ赤になっていた。




可愛い、なんて思った俺はそろそろヤバイかもしれねぇな。




Aは風間から離れようとしたが風間のやつが離してくれないのに気づき首をかしげる。





風間「新選組を抜けて、俺たちのところへ来い。」


はっ?


A「えっ?あの、それって?」



Aも風間の言葉に固まった。


風間「鬼の中でならお前が今までしてきた苦労も無いだろう。」



A「・・・・・・・・私なんかにどうしてそんなに気を使ってくれるんですか?敵同士でもあるのに。」




風間「俺がお前に惚れているからだ。お前は、どうだ?」




俺は二人の会話に入ることが出来なかった。


風間はAに想いを告げた。


Aは悩んでいるようだった。



その様子を見て俺はだんだんイライラしていた。



土方「おい、風間。新選組の副長の前で堂々と隊士を引き抜こうとしてんじゃねぇ!」



俺は風間からAを引き剥がし、今度は自分の腕の中におさめた。



風間「貴様の許可など知るか。A、どうなんだ?」



A「・・・・わかりません。今まで、そんなことを考えたことないですし、そんなことを思ってる暇なんて無かったですし。」





風間「そうか。まあ、俺の気持ちは伝えた。」




またこっちを見て勝ち誇った笑みを浮かべた風間に腹が立った俺は早くこの場から去りたかった。



土方「ちっ、帰るぞ!」




俺はAの手を引き立ち上がった。



Aは状況がつかめないのかわたわたしていたが、部屋を出る前に風間に礼を言っていた。



それを聞いてさらにイライラした俺は無言でAの手を引いた。




A「土方さん、どうかしたんですか?」



そう聞いてくるAに、原因はお前だ!と言ってやりたい気持ちを抑えて俺はひたすら歩いた。



いや、Aは何も悪くねぇか。

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平助 - 作者テスト頑張れ(●´ω`●)平助共々応援していますので、頑張ってください。薄桜鬼のメンバー全員がついてるからね(●´ω`●) (2015年6月7日 2時) (レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
平助 - すごいよ(●´ω`●)羅刹の人を解放させるなんて(●´ω`●)主人公作者平助共々応援しています。これからも頑張ってください。続楽しみにしています。 (2015年5月25日 1時) (レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
彗.(プロフ) - 平助さん» いつもコメントありがとうございます!ちゃんとキュンってなる作品になるようにこれからも頑張ります! (2015年5月18日 23時) (レス) id: b992a17143 (このIDを非表示/違反報告)
平助 - きやー・・・・やばいやばいよ主人公が危ない。だけど、主人公の中にいる人助けてあげて。平助君左之兄早く全力で主人公の元に行ってあげて。でも、面白い。主人公作者これからも平助共々応援してますので頑張ってください。 (2015年5月18日 23時) (レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
彗.(プロフ) - 平助さん» コメントありがとうございます!頑張ります!いろいろ案を書いてくれてありがとうございます!いろいろ考えてみます! (2015年5月15日 20時) (レス) id: b992a17143 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彗. | 作成日時:2015年3月4日 20時

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