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貴方side. ページ15

私は京の都に行くことを決めた。





本当は最後におじさん達のお墓に行きたかったけど、結局どこにあるか教えてもらえなかった。









少ない荷物をまとめ、生まれた時から住んでいる家から出て振り返る。




たくさんの想い出がある。


けど、ここともお別れだ。



A「さよなら。おじさん、おばさん。」





名残惜しいような気もしたけど、一人で暮らすのは寂しいし。







けれど、ここに辿り着くまでも大変だった。








どこへ行っても、この紅髪は人目をひいていた。



宿へ泊めてほしいといっても、今は部屋が空いていないと追い返されて。




初めは、そうだと思っていたけど、その理由も何回か続けば私だってわかる。




変な奴は入れたくない、そういうことなんだろう。



仕方がないので、ほとんど野宿だった。




お金もあまりなくて、ご飯もちゃんと食べれなかった。





そんなこんなで新選組に来て、左之兄と再会できて、私と同じ鬼だという風間さんにも会えて、生まれて初めてお千ちゃんという女の子の友達も出来て、嬉しいことばかりだった。





けど、やっぱり怖かった。


信用することが。





だって、今まで会ってきた人達は、ひどい人ばかりだったから。






新選組の人達がいい人達だってことはわかるし、そう信じたい。






信じたい、のに。




もし、裏切られたらって考えたら。







そんな私を現実の世界に引き戻したのは風間さんだった。





気づけば私は風間さんの胸に寄りかかっていた。




風間「無理はするな。泣きたいのなら泣けばいい。ここにお前に害をなすものはいない。」



土方「こいつと同じ意見だということに腹は立つが、その通りだ。無理すんな。」




二人の優しい言葉に、堰を切ったように私の涙は溢れ出していた。

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平助 - 作者テスト頑張れ(●´ω`●)平助共々応援していますので、頑張ってください。薄桜鬼のメンバー全員がついてるからね(●´ω`●) (2015年6月7日 2時) (レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
平助 - すごいよ(●´ω`●)羅刹の人を解放させるなんて(●´ω`●)主人公作者平助共々応援しています。これからも頑張ってください。続楽しみにしています。 (2015年5月25日 1時) (レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
彗.(プロフ) - 平助さん» いつもコメントありがとうございます!ちゃんとキュンってなる作品になるようにこれからも頑張ります! (2015年5月18日 23時) (レス) id: b992a17143 (このIDを非表示/違反報告)
平助 - きやー・・・・やばいやばいよ主人公が危ない。だけど、主人公の中にいる人助けてあげて。平助君左之兄早く全力で主人公の元に行ってあげて。でも、面白い。主人公作者これからも平助共々応援してますので頑張ってください。 (2015年5月18日 23時) (レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
彗.(プロフ) - 平助さん» コメントありがとうございます!頑張ります!いろいろ案を書いてくれてありがとうございます!いろいろ考えてみます! (2015年5月15日 20時) (レス) id: b992a17143 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彗. | 作成日時:2015年3月4日 20時

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