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貴方side. ページ13

それから、ひとまず私が犯人ではないということにはなった。





けれど、おじさんとおばさんの葬式には流石に呼んでもらえなかった。




お墓の場所も、教えてもらえなかった。









そして、私の日常は変化する。






村人「だめだ。お前なんかに売る野菜なんてない。」


A「そんな・・・・。」




村の人達の態度があきらかにかわってしまった。


今までもきっと嫌われていた。



けれど、おじさん達が死んでしまって、私への態度はあからさまになった。


A「お金ならあります!なので・・・。」


村人「売らねぇって言ってるだろ!」


A「っ・・・・・!」



包丁を突き出され、私はしょうがないので引き下がることにした。





どうしよう。


家の裏に畑はあるけど。





しばらくはそれでしのぐしかないかな。



その時の私は動揺していたのかな。


後ろへ近づく気配に気づけなかった。



A「かはっ・・・・・・。」


お腹を見ると刀が刺されていた。



私はそのまま前のめりに倒れる。




痛みと傷がふさがる感覚を感じながら、ゆっくり後ろを振り向く。


そこにいたのは、いつもの、あの男の子だった。



A「いきなり、何するの。」


男「まだこの村にいるお前が悪い。精々これからは後ろに気をつけるんだな。」





そう言って私の元から去っていった。




もう傷は治りかけていた。



そんな私を見たって村の人達はクスクス笑っているだけ。



まるで、ざまあみろ、とでも言っているかのように。



私の居場所は、何処にもないの?


普通に暮らすことさえ許されないの?





助けて、左之兄。


私はどうしたらいいの?

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平助 - 作者テスト頑張れ(●´ω`●)平助共々応援していますので、頑張ってください。薄桜鬼のメンバー全員がついてるからね(●´ω`●) (2015年6月7日 2時) (レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
平助 - すごいよ(●´ω`●)羅刹の人を解放させるなんて(●´ω`●)主人公作者平助共々応援しています。これからも頑張ってください。続楽しみにしています。 (2015年5月25日 1時) (レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
彗.(プロフ) - 平助さん» いつもコメントありがとうございます!ちゃんとキュンってなる作品になるようにこれからも頑張ります! (2015年5月18日 23時) (レス) id: b992a17143 (このIDを非表示/違反報告)
平助 - きやー・・・・やばいやばいよ主人公が危ない。だけど、主人公の中にいる人助けてあげて。平助君左之兄早く全力で主人公の元に行ってあげて。でも、面白い。主人公作者これからも平助共々応援してますので頑張ってください。 (2015年5月18日 23時) (レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
彗.(プロフ) - 平助さん» コメントありがとうございます!頑張ります!いろいろ案を書いてくれてありがとうございます!いろいろ考えてみます! (2015年5月15日 20時) (レス) id: b992a17143 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彗. | 作成日時:2015年3月4日 20時

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