貴方side. ページ11
原田「俺はここを出て行く。」
左之兄がそう言ったのは私が12歳になる時だった。
A「なんで?」
原田「ここの偉い人に命令されてな。行かなきゃならねぇんだ。」
A「遠いところ?」
原田「わかんねぇ。」
寂しかったし、不安だった。
けど、今までずっと迷惑をかけてきた。
左之兄に迷惑かけちゃダメだ。
A「そっか。頑張ってね。」
私はできる限り笑顔で左之兄にそう言った。
原田「ああ、ありがとよ。」
左之兄は私の頭を撫でる。
それから数日後、左之兄はここの村を出て行った。
今までは左之兄にずっと守ってもらってたけど、これからは自分のことは自分で守らないと!
一緒に暮らしてる、おじさんとおばさんにも迷惑をかけないようにしたい。
この村で唯一私のことをちゃんと人として扱ってくれる人たちだもん。
最近二人とも風邪を引いたのかよく咳をしているし。
できる限りのことはやらなきゃ。
そう思い、私は槍術を習うことにした。
周りからはすごく嫌な顔をされたけど、もともと体力と身体能力は高いので、すぐに槍も使えるようになった。
左之兄がここを出て行ってから一ヶ月くらい経った頃、悲劇はおこる。
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平助 - 作者テスト頑張れ(●´ω`●)平助共々応援していますので、頑張ってください。薄桜鬼のメンバー全員がついてるからね(●´ω`●) (2015年6月7日 2時) (レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
平助 - すごいよ(●´ω`●)羅刹の人を解放させるなんて(●´ω`●)主人公作者平助共々応援しています。これからも頑張ってください。続楽しみにしています。 (2015年5月25日 1時) (レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
彗.(プロフ) - 平助さん» いつもコメントありがとうございます!ちゃんとキュンってなる作品になるようにこれからも頑張ります! (2015年5月18日 23時) (レス) id: b992a17143 (このIDを非表示/違反報告)
平助 - きやー・・・・やばいやばいよ主人公が危ない。だけど、主人公の中にいる人助けてあげて。平助君左之兄早く全力で主人公の元に行ってあげて。でも、面白い。主人公作者これからも平助共々応援してますので頑張ってください。 (2015年5月18日 23時) (レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
彗.(プロフ) - 平助さん» コメントありがとうございます!頑張ります!いろいろ案を書いてくれてありがとうございます!いろいろ考えてみます! (2015年5月15日 20時) (レス) id: b992a17143 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彗. | 作成日時:2015年3月4日 20時