推しに恋して何が悪い。《stpr 《桃

君に恋して23日目 ページ26

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「…Aちゃんってさ、俺のどこが好き？」



22:00を過ぎた頃。さとみくんが聞いて来た。



『ん〜…。まずは声ですよね！とってもイケボの優しい声で大好きです。
　あとは実況の上手さです。説明が分かりやすくて凄いです…！
　歌も、私珍しいかもしれないですけどたまに裏声になるのめっちゃ好きです。
　性格もとっても好きです！優しくてノリが良くて努力家で…。
　色々な事出来るから凄いですよね！ピアノも弾けて、料理も上手で！
　お顔もイケメンです！好みにめっちゃ合っていて…！
　それで…』


「分かったwめっちゃ愛が伝わったわww」


『なら嬉しいです！』


「実際聞くとちょっと照れるな…」



…さとみくんってあんまり顔に出ないタイプ何ですね。
全然わかr

あれ？耳、ちょっと赤い…？

照れるとさとみくん、耳赤くなんのかな？
なにそれめっちゃ可愛いんですが…！



『っふわぁ…』



やば、欠伸出ちゃった



「あもう寝る？」


『んと…さとみくんがもっと話したいなら起きます…』


「無理して起こしてまで話さないよ。寝よう、」


『そうですね…寝ましょ…』



…あれ。私、どこで寝るんだ？

ひなちゃんのベッドとか？←
それはひなちゃんが可哀想だよね。

あ！ソファーか。



『さとみくん、ソファー借りますね。』


「え？一緒に寝よ？」


『え？』


「Aちゃんに風邪引かれたら困るから。」



いや全然風邪引いていいんだけど。

そんな感じでもごもごしていると



「俺からのお願い。一緒に寝て？」


『ｯｯわかり、まし、た…』




これは明日寝不足確定ですね。

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