「口付けて」All ページ24
【ウィル】
『ウィル。キスしない？』
作りたての剣の手入れをしている彼にサラっと言ってみた。
「えｯｯ？！…え？………ｯｯそ、それは…」
思った以上に顔を赤くしてワタワタと慌てるのでつい面白くて。
『嘘よ』
ついつい意地悪したくなっちゃうの。
「え、
………別に僕は本気で良かったんだけど…」
『…ｯｯ』
恥ずかしいことをサラっと言えるあなたが、本当に好き。
【デイヴィ・ジョーンズ】
「…。」
船長室に入るといつもとは全く違う光景が目に飛び込んできた。
日頃の疲れからか、いつもは威厳をチラつかせて恐れられているあの船長が…
『寝てる……！！』
そろりそろりと近づいてみる。
起きず。
そもそも呼ばれたから来たのに寝てるって…と思いながら呼びかける
『船長、船長……Aですけど』
「A……」
寝惚けながら私の名前を呼んだ船長は確信犯なんだろうか…
私の気持ちを………
寝てるんだよね…？
『船長……キスしませんか…』
その声は船長室に消えるはずだった。
ただ一人、寝ているふりをしている男の耳に入らなければ…
【ジャック】
私は今、大変困っている。
なぜ困っているのかといえば────
『ジャック…ご飯の時間…』
「ご飯の気分じゃないな！ウィルとかバルボッサとかとでも仲良く食ってればいいじゃないか」
いつもはすっ飛んで抱きついてきて
「さすが俺のA！今日のご飯はなんだ？もちろんデザートはAだろ？」
と、言って大はしゃぎするのに…
原因は分かってる。
最近、ジャックに構う時間が少なく他の乗組員との時間が多かった…簡単に言えば嫉妬かな。
いつもと違う彼にモヤモヤさせられて、
結局、つまるところ私はあなたの虜…。
『…ジャック、』
「…」
『仲直りのキス、したいんだけどな、、？』
「…！」
その後、仲良くなって食事をとる二人が目撃されたのだった。
【バルボッサ】
『ねぇ、バルボッサ。』
「なんだ、」
『キス、しない？』
「しない。」
『えーー…』
「どうせイタズラのつもりだろうが、お生憎様オレはどこかの馬鹿なジャックとは違って勘がいいからな。他を当たれ。」
そう言って私を部屋から追い出すあの人の耳はほんのり赤かった…
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(お茶・・)ψ(プロフ) - 雪菜さん» 修正しました！ (11月11日 21時) (
レス) @page27 id: 50df67fa86 (このIDを非表示/違反報告)
雪菜(プロフ) - すみません、リク『全てあなたのもの』ガプセン見れないみたいなのですが、私の方がおかしかったりするのでしょうか？ (10月15日 23時) (レス) id: 5e33687809 (このIDを非表示/違反報告)
(お茶・・)ψ(プロフ) - ルークさん» 了解ですれ (2019年3月22日 20時) (レス) id: a532ab1672 (このIDを非表示/違反報告)
(お茶・・)ψ(プロフ) - まるごと林檎。さん» うわ、すみません！いまみました！！了解でし！ (2019年3月22日 20時) (レス) id: a532ab1672 (このIDを非表示/違反報告)
ルーク - 無痛症の夢主に対してみんながどんなふうに対処？というかケガしないようにするかを見たいです！ (2019年3月22日 17時) (レス) id: 73881cdf76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(お茶・・)ψ | 作成日時：2017年7月19日 17時
