【カゲプロ】天才声優少女の愛され事情

29　夢主side ページ32

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『はーい!!そこまでです!!』


アナウンスと共にセトさんが息を吐いた。

「疲れましたか?」
「緊張したっす･･･;」

額に汗を浮かべて苦笑いするセトさんは､
きっと本気で頑張ってくれたんだろう。


『熱い戦いを見せてくださり､ありがとうございます!!

結果は････＿＿＿






Ａチームのお二人です!!!

おめでとうございます！！』


「俺らがＡチームでしたよね!?」

と声を荒げて聞いてくるセトさんにピースで
返事をした。

「って事は､俺達が勝ったんすか!!!!」
「勝っちゃいましたね！！！」


私達の興奮が収まりきらない中、
モニター越しに見えるシンタローさんの顔が
とてもシュールになっていたのは

････エネちゃんに報告。←


『A････ッおめでとう!!!!』
「キドさーん!!!ありがとうございまっす☆」


ニパッと笑うと､キドさんがモニターから
フレームアウトした。

『おいキド!?』『鼻血拭け！！』

というシンタローさんの叫び声からするに､
多分鼻血を出したらしい。
シンタローさん、ご愁傷さまです。←


『ではＢチームのお客様は､
残念ながら敗退となりますのでご退場ください!』


アナウンスが鳴り響くとモニターに映る２人は
席を立った。

『じゃあなA。頑張れよ』
『A･･･外で待ってるからな････ッ』

各々の声を上げて出ていった。


＊＊＊＊


『次の刺客､ご入場です！』

誰なんだろう､と
セトさんと顔を見合わせていると

『Aちゃ〜ん!!!ヤッホー！』
『会いたかったよ愛しのAちゃ((フゴォッ』

騒がしい2人が入って来た。


「モモちゃ〜ん！カノさ〜ん！」
「おぉ!!次はキサラギさん達っすか！」


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