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まだ半分寝てた斗亜が、急に大泣きする私にビックリして目が覚めたみたいに「え？どうしたん？なっちゃん？」って言いながら、しっかり身体がくっつくように抱きしめ直して私の頭を撫でる。
泣きながら私は必死に斗亜に想いを伝える。
いつも恥ずかしくて、上手に甘えられなくてごめん
言いたい事いっぱいあるのに上手く言えなくて、全然気持ち伝えられなくてごめん
我慢ばっかりさせてごめん
「私、斗亜がおらんかったら・・・どうしていいかわからん」
泣きながら詰まりながら精一杯言葉を紡ぐ私の気持ちを、斗亜は抱きしめる力を強くしながら黙って聞いていた。
泣き続ける私の背中をさすって「こんな泣かせ方させてごめん。・・・俺も全然なっちゃんの事見てなかったな。・・・そんな事想ってくれてたん・・・気付けんでごめん」
私の頭の上で斗亜の声が聞こえて、首を左右に振る。
「違う。・・・私がちゃんと言わんかったん。・・・一緒にいれて嬉しいとか・・素っ気なくて寂しいとか・・・女の子と仲良いの・・嫌やとか。・・・・私、何にも斗亜に言うてへんかった・・・」
私の言葉に何か引っ掛かったのか、私の顔を覗き込んで「・・・え？女の子？」って聞いてきたから、拓哉からいろいろ聞いた話は言わなかったけど「・・・仲良い子いるやろ？セミロングの」って言うと「あー・・・まぁ・・・仲良いけど」って歯切れの悪い返事が降ってくる。
「いっつも斗亜の隣に映ってた。・・・写真。・・・やのに、全部消してるし、旅行の写真は隣に映ってへんし・・・。何かありましたって言うてるようなもんやん」
「・・・わー・・・俺、絶対悪い事できひんやん・・・なっちゃん凄いな」
そう言いながら身体震わせて少し笑ってる斗亜に、何故か少しホッとしながら「気付かんと思ってたん？・・・なんなら付き合ってからずっと嫉妬してた」って怒って言うと「え？嫉妬してたん？」って驚いてるから「・・・してたよ。・・・私の知らん斗亜の学校生活で、いつも隣に可愛い子居るって思ったら・・・嫌やった」
・・・私だけの斗亜やのに。
言いながら恥ずかしくて再び斗亜の胸に顔を埋めると、斗亜が体制を変えてきて私の上に覆い被さってきた。
涙は止まったけど泣きすぎて多分ぐちゃぐちゃの顔してる私を、嬉しそうな優しい、でもどこか男の顔した斗亜がジッと見つめてきて「・・・ごめん。・・・俺今、めちゃくちゃ嬉しい」って、少し恥ずかしそうな笑顔を見せる。
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あお(プロフ) - 莉愛さん» コメント気付かずごめんなさい！申し訳ありませんが、全作品固定氏名で書かせていただいてます、、、。ので、名前変換はできないようになってます。それでも良ければこれからも読んでいただけると嬉しいです！ (2月12日 0時) (
レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - コメント失礼します。名前が変換されなくなってしまいました😿直していただけたら嬉しいです (1月28日 0時) (レス) @page45 id: a7af77c404 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 高梨アヤメさん» アヤメさん。。。うっかりしてました。ありがとうございます。 (6月15日 20時) (レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (6月15日 18時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2023年6月14日 10時
