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「麻美がね・・斗亜に嫌われたって、もう連絡できないって言ってたんよ。・・・自分の気持ち押し付けてばっかで斗亜の気持ち、全然考えてなかったって」
「・・・ちゃうよ。俺が人の気持ちちゃんと考えてこんかったから無駄に麻美の事傷つけてしもてん。・・もう麻美と話しても余計傷つけるだけやし・・・嫌われたってか、俺の事嫌いになってほしいねん」
「・・・それ、私にじゃなくてさ・・・麻美に直接言ってよ」
苦笑いで莉子が言葉を返す。
「・・・一ミリも麻美の事考えてへんって思ってる方が俺の事嫌いになりやすいやろ？・・・麻美の事頼むわ。・・・莉子ちゃん」
「・・・気持ち悪いしやめて」
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「拓哉はさ・・・斗亜の彼女って・・・どんな人か知ってる？」
アトラクション待ちの間、拓哉になんとなく聞いてみた。
「えー・・・知ってるけど・・」
聞いてどうすんの？って返されて、拓哉の言うように、聞いたところでどうもこうもない。
斗亜が自分の口から言ってない以上、こうやって他の人に聞くのもどうかと思うけど。
「斗亜の事を拓哉に聞くんは違うと思うけど、斗亜が話してくれへんなら、誰か知ってる人に聞くしかないやん。・・・私、何も知らへん。・・・ちょっとくらい聞く権利あると思うねんけど」
斗亜が、あの最後のメールで私との関係を終わりたかったってことはわかる。
だけどそれこそ斗亜の勝手な都合であって、一方的に終わって友達としての関係も切ってきた斗亜に正直腹も立っていた。
斗亜がそうしたいなら仕方ないけど、全部が斗亜の思い通りなんて、ちょっとズルくない？
私の気持ちを汲んで拓哉は「そらそうやな・・・ちょっと斗亜ズルいよな」と言って同意してくれる。
「どこまで言うていいかわからんけど・・・。可愛い人やで。見た目も中身も・・・年上に見えへん感じの人やわ」
「・・・拓哉会ったことあるん？」
「ブライダルのバイト先で一緒に働いてたから知ってんで？・・たまに斗亜と３人でご飯いったりしてるよ」
・・・やっぱり距離が離れたのは、クラスが離れたからじゃなかったんだと納得する。
誰かを好きになったり、付き合ったりって、結局はタイミングなんだと、あの時勇気が出なかった自分に後悔する。
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あお(プロフ) - 莉愛さん» コメント気付かずごめんなさい！申し訳ありませんが、全作品固定氏名で書かせていただいてます、、、。ので、名前変換はできないようになってます。それでも良ければこれからも読んでいただけると嬉しいです！ (2月12日 0時) (
レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - コメント失礼します。名前が変換されなくなってしまいました😿直していただけたら嬉しいです (1月28日 0時) (レス) @page45 id: a7af77c404 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 高梨アヤメさん» アヤメさん。。。うっかりしてました。ありがとうございます。 (6月15日 20時) (レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (6月15日 18時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2023年6月14日 10時
