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『…はぁ。』
隣ががらんと空いた席を見て、私はポツリとため息を漏らした。
店主「ほんま、実弥は何してんのや!こんなに可愛い彼女を置いて仕事やなんて…」
『ありがとうございます。でも仕方ない事ですから、実弥さんをあまり責めないであげてください。』
店主「…ほんまにええ女やわ…」
そう、実弥さんはまた長期に渡るお仕事に行かれている。
そうなると、暫くは会えないわけで。
仕方がない、なんて言って、本当は凄く会いたいのだ。
……Aは寂しいです。
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蜜「あ!Aちゃん!」
可愛らしい声が聞こえて、顔を上げると、
『あら!蜜璃ちゃん!久しぶりですね!』
もう大親友、と言っていいくらいのお友達、蜜璃ちゃんが居ました。
けれど、蜜璃ちゃんにも最近会えていなかったので、久しぶりの再開だ。
一緒に並んでお菓子を食べる。
店主「Aちゃんが久しぶりに笑ってるわ…」
そう言って、まさかの涙ぐんでしまう店主さん。
もう本当に、おじいちゃんの様な存在なのだ。
蜜「え!Aちゃん、嫌なことがあったの?」
『い、いえ!嫌なことじゃ無いんですけど、その…』
店主「実弥が忙しくて会えへんから、寂しいねんな?」
そう言って、ポンポンと頭を撫でてくれる店主さん。
…優しいんですけど、恥ずかしいです!!
蜜「そうなの…(確か不死川さん、潜入任務が入っていたわ!)」
『で、でも、もうすぐ帰ってこられると思うので、大丈夫です!』
ぐっと拳を握りしめた。
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両方ともお菓子を食べ終わる。
そろそろお暇させて頂こうと思っていた時、
蜜「近くに、とっても可愛い小物を売っているお店を見つけたの!これから一緒に行かない?」
そんなお誘いを頂きました。
『ぜひ!行きたいです!』
大好きな蜜璃ちゃんからのお誘い、すぐに返事をした。
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ロロ天Runa - ヤバッ、、、!最高ですね、はい、更新がんばってくださいね!!応援してます!! (2021年3月8日 20時) (レス) id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
yurirol0305(プロフ) - なしなつさん» 私も実弥さん最推しです!! (2019年10月31日 20時) (レス) id: 9e39a449bb (このIDを非表示/違反報告)
なしなつ - ハァァァァ尊い…!!不死川好きだわぁ… (2019年10月31日 20時) (レス) id: 737edd5ad9 (このIDを非表示/違反報告)
yurirol0305(プロフ) - 月さん» ありがとうございます!好きだと言っていただけて、嬉しいです! (2019年10月24日 0時) (レス) id: 9e39a449bb (このIDを非表示/違反報告)
月 - この作品が好きです。頑張ってください! (2019年10月23日 22時) (レス) id: 72108a1f6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yurirol0305 | 作成日時:2019年9月29日 23時