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.蜜璃ちゃんサイドです!
Aちゃんを誘うことが出来た。
行先は、とっても可愛い小物屋さん。
Aちゃんはあまりオシャレをするタイプには見えないけれど。
装飾品も必要最低限、それもとてもシンプルなもの。
お化粧だってしていない。必要無いくらい美人さんだけど。
でも、シンプルであまり自分を飾らないからこそ、綺麗に着こなした着物やしっかりと
とても上品な美しさ。
だけど、Aちゃんだってまだ19だもの。
少しくらいオシャレをしたっていいと思うの。
だってほら、お店の品物を見る瞳が輝いているわ。
蜜「どうかしら?可愛いでしょ!」
『はい!とっても!…でも、私に似合うのか不安で…』
そんな事を言うAちゃん。
蜜「似合うわ!Aちゃんは可愛いもの!」
私はふと目に止まった髪飾りを手に取る。
水色の、透き通った色。
雪の結晶のようなデザインで、シンプルだけど、キラキラとしていて、ちゃんと自分を主張している。
静かで、雪のような美しさを持っていながら、その雰囲気は優しくて可愛らしい…そんなAちゃんにピッタリだわ!
蜜「これなんて、どうかしら?」
差し出した髪飾りを見て、わぁ、と息を飲むAちゃん。
同い年なのにどこか大人びているAちゃんの、年相応な笑顔。
『とっても綺麗で可愛らしいですね…これを、私が?』
蜜「えぇ!この色ならAちゃんの白い肌にも似合うとおもうの!」
Aちゃんは、嬉しそうだけどやっぱりどこか不安げで。
『私、こういうの、あまり選んだことが無くて…これを着けたら、実弥さんも私の事“可愛い”って思ってくれるかな…』
最後は独り言の様に呟いたAちゃん。
恋する乙女!可愛いわ!
蜜「えぇ!勿論よ!」
私とAちゃんは、それぞれ髪飾りを買って、店を出た。
勿論Aちゃんは私が進めたものを買った。
あの髪飾りにすっかり目を奪われているAちゃんは、とても可愛らしかった。
トテトテと二人並んで歩く。
すると、腕を組んで歩く男女2人がいた。
女の方、すっごい美人さんね…Aちゃんとは違うタイプの、大人の色気が溢れ出ている人。
男の方は、とても大きいのね…
あら顔に傷が…
………顔に傷が…
.
ええぇぇえ!?!?!?
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ロロ天Runa - ヤバッ、、、!最高ですね、はい、更新がんばってくださいね!!応援してます!! (2021年3月8日 20時) (レス) id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
yurirol0305(プロフ) - なしなつさん» 私も実弥さん最推しです!! (2019年10月31日 20時) (レス) id: 9e39a449bb (このIDを非表示/違反報告)
なしなつ - ハァァァァ尊い…!!不死川好きだわぁ… (2019年10月31日 20時) (レス) id: 737edd5ad9 (このIDを非表示/違反報告)
yurirol0305(プロフ) - 月さん» ありがとうございます!好きだと言っていただけて、嬉しいです! (2019年10月24日 0時) (レス) id: 9e39a449bb (このIDを非表示/違反報告)
月 - この作品が好きです。頑張ってください! (2019年10月23日 22時) (レス) id: 72108a1f6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yurirol0305 | 作成日時:2019年9月29日 23時