不思議の国へようこそー！ボカロ)「Welcome！」 (ページ34)

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３０話ページ34

そして5年後

作者)「ちょっとグロいので気をつけて！(汗)」

僕が11歳の頃…

リン)「今日もコンテストで金賞とったー！！わーい！」

父)「偉いな！リンは！」

リン)「部屋に飾ってくるねー！」

バタンっ

母)「レン！あんたまだできないの！？もう６年生でしょ！？」

僕はストレスが溜まってた…

レン)「うるさい…」

父)「おい…誰に向かって言ってるんだ？おい！！！」

レン)「うるさい！！！僕にはできないんだよ！」

僕を叩こうとしたお父様の手を振り払った

父)「お前！親に向かってなにしてるんだ！？」

レン)「はっ！そっちこそ親の癖に子供を殴るとか…バカジャナイノ？」

母)「なっ…大人と子供は関係ないのよ！！」

レン)「ヘェー…ジャアオヤダカラッテジブンノコドモヲナグルノハドウナノ？」

父)「っ！うるせー！」

がっ！！

僕はそのとき気が狂ってた…

思わず包丁をとって…

レン)「…イインダ？ジブンノコドモヲナグルノハイインダ？ジャアコドモガオヤヲコロスノハ？イイノ？」

母)「は！？何言ってるの！？」

ザシュッ！！！

母)「きゃっ！！」

父)「大丈夫か！？おい！レン！お前落ち着け！！！」

レン)「オチツケルワケナイジャン…ボクズットガマンシテキタシ…イイヨネ？(ギロッ」

父)「！？(ｿﾞｸｯ」

ザクっ！

ザシッ！！

ずしゃあっ！

ガチャっ

リン)「なんの音？…！？お母様！？お父様！？どうして？いゃー！！！」

リンはその場に座って泣き叫んだ

レン)「リン…」

リン)「レンの馬鹿…ひっくっなんでお母様とお父様をころしちゃったの？ひっくっ」

レン)「…許せなかったんだよ…僕にだけ厳しくして」

リン)「だからって…」

レン)「ごめん…リン…」

パン！！

リン)「レンなんか大っきらい！！！！」

リンに初めてビンタされた…

レン)「リン…好き…」

リン)「！？いきなりなによ」

レン)「…」

チュッ

リン)「んっ…」

レン)「だから一緒に暮らそう？」

リン)「…レンの馬鹿…///////」

これで全て終わった…

苦しかったあの時…歌えなくたっていい…親なんていないほうがいいんだ…

これが僕の望んでいたこと…

なのかな…？