S級兼A級の万能手は迅さんの相棒です!２

part47 ページ4

黒江side



今日は特に用事もなかったがなんとなく本部に行ってみた


けれど、そのなんとなくが正しかったらしい
目の前には藤宮Aさんがいて、他の人と話していた
加古さんとは親しいらしいが、私は話したことがない



ふと、目が合った


そして近づいてきた


貴「えっと、望さんとこの黒江双葉ちゃん？だよね」


近くで見るとよく分かる
綺麗と騒がれるだけあるし、広報になるのもうなづける
隊室で加古さんが藤宮さんの載った雑誌を見てた
…………あと、加古さんのチャーハンを気合いで食べれる人だ、食べた後グッタリしてたけど



貴「え？もしかして、黒江ちゃんじゃなかった？ごめん！」


答えなかったせいか勘違いされてる


黒「いえ、間違ってません」

貴「なら良かったー」


なんでだろう？あまり話さないのに


貴「望さんから聞いてたからね〜




…………ねぇ、良ければランク戦してくれない？」


びっくりした、結構いろんな人捕まえてランク戦をしていると聞いていたけど誘われたのは初めてだ
断る理由はない







.


黒「はい。お願いします」



.






.





結果は1本しか取れなかった
さすが、Ａ級１位の太刀川さんとほぼ互角と言われている人だ


黒「さすがですね、藤宮さん」


貴「ありがとね黒江ちゃん
でも慶兄…、いや太刀川さんには負けるよ〜

・・・・・・・・
ノーマルトリガーなら…


明日もランク戦してくれない？
ちょっと興味がある」


明日も！？表情には出さないけどとても嬉しい



密かに憧れている人だから……



黒「はい！こちらこそ」



貴「じゃあ明日ね。加古さんによろしく」



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