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第8話 入りきらんかった… ページ10

あれから迎えが来て記憶もあやふやな私は彼らに連れられ家に戻った。

彼ら曰く家ではなくアジトと皆呼んでいるらしい。厨二病かと思ったが私もそう呼ぶことにする。

なんかしっくりくるし。

それから帰りの途中に聞いてみたが彼らの集まりは『メカクシ団』というらしい。

なんでもカメレオンや透明人間など異質な力を持った者が集まった集団らしい。

普通ならは?とか反応するだろうが私は何故か普通に納得してしまった。

なんだか、能力と言うものに懐かしさを感じてしまったのだ。

多分気のせいだと思うけど。

アジトに戻った私に皆は安堵したようにため息をついていた。

私が落ち着いたのを確認した後改めて自己紹介を行うことにした。

「改めて、俺は団員no.1、団長のキドだ。能力は『目を隠す』…ようは存在感を薄くさせる能力だ」

フードを深く被った少女が名乗る。チャラそうな少年にこう見えてつぼみっていう

可愛い名前なんだよ〜と言われていた。因みにその後少年はぶん殴られていた。

見事な拳だった。天晴である。

「俺は団員no.2のセトっす!能力は『目を盗む』心の声が聞こえるっす!

まぁ、あんまり好きじゃないので無断で聞いたりしないっすよ!」

爽やかそうな少年はそう言って爽やかに笑った。眩しかった。目が潰れそうだった。

なんかバスケ部にいそうな人種である。記憶はないが本来なら絶対関わりを持たないであろうタイプだ。

「僕は団員no.3、カノどぅえ〜す!!能力は『目を欺く』自分の姿を変えられるよ」

チャラそうな少年が胡散臭そうに笑う。詐欺師みたいだ。

さっきまで殴られて唸ってたというのに切り替えの早さがやばい。うん、うざそうだなこいつ。

…ん?でも待てよ、こいつもどっかで…

「…だ、団員no.4…マリー…能力は『目を合わせる』…目を合わせた人の動きを止められる…」

そう言ってさっきの天使ちゃんはセトの後ろに隠れてしまった。

顔は真っ赤だったし今にも泣きそうでこちらもはらはらしてしまった。どうやら、凄い人見知りらしい。

「団員no.5如月モモ、アイドルをやっています!能力は『目を奪う』人の視線を集められます!」

マリーちゃんの横で元気そうに手を上げる少女。アイドル!?思わず驚愕する私に

カノが写真集を渡してきた。見るとモモちゃんが写っているAさんびっくり



…ん?てか今如月って…

第9話 エネちゃんに1話分使っちゃったよ…→←第7話 ようやくシンタローをまともに喋らせた



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雫月 - 久しぶりに見たら沢山話が…!ふぉーーーーー!w! (2019年7月5日 21時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
雫月 - コチラコソ!アリガトウゴザイマス!(嬉しい嬉しい嬉しい!) (2019年6月24日 16時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
トメィトゥ(プロフ) - 雫月さん» こんなんでよろしかったでしょうか…コメントありがとうございますm(_ _)m (2019年6月23日 19時) (レス) id: afec6e4094 (このIDを非表示/違反報告)
トメィトゥ(プロフ) - 雫月さん» 「え、俺!?なんで俺が…あ、えっといつもありがとな、これからもよろしく…ってなに笑ってんだお前ら!!」 (2019年6月23日 19時) (レス) id: afec6e4094 (このIDを非表示/違反報告)
雫月 - シンタローからの返信欲しいです!できたらです!できたらお願いします! (2019年6月23日 16時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トメィトゥ | 作成日時:2019年6月5日 17時

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