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第35話 コノハの出番すくないね… ページ38

「うーん…うーん…」

能力騒ぎから数時間経過した頃。特にすることもないしソファに座っていた私は唸っていた。

『…さっきからなーに唸ってるんですか?Aちゃん?』

「わ、エネちゃん、」

また私の携帯に遊びに来ていたようだ。小さく驚きの声をあげる私をおいてエネちゃんはふわふわと浮きながらこちらを見上げている。

『なにか悩み事でも?』

「えーと…悩み事っていうか…」

『…記憶のことですか?』

こてんと首をかしげたエネちゃんに苦笑を漏らす。図星だ。

うん、何回も考えてるけどね、記憶のことだよ。

なーーーんにも正直手がかりがない。

持ち物ももってなかったんだよ?

強いて言うなら自分の名前くらいだけど…

私も能力を持ってるということは、私もキドのいう『カゲロウデイズ』に巻き込まれたことになる。

全然実感湧いてないんだけど…

『カゲロウデイズ』について調べれば、私の記憶の手がかりもわかるのかな。

最悪、その『カゲロウデイズ』にもう一度取り込まれたら…

なにか思い出せるかもしれない。

『そんなAちゃんに、朗報です』

「…朗報?」

唐突に切り出された言葉に今度は私が首をかしげる番になる。

なんとなーく…嫌な予感がするんだけど…





『山登りしましょう!』

第36話 夏だ!山登りだ!→←第34話 目を写す



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雫月 - 久しぶりに見たら沢山話が…!ふぉーーーーー!w! (2019年7月5日 21時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
雫月 - コチラコソ!アリガトウゴザイマス!(嬉しい嬉しい嬉しい!) (2019年6月24日 16時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
トメィトゥ(プロフ) - 雫月さん» こんなんでよろしかったでしょうか…コメントありがとうございますm(_ _)m (2019年6月23日 19時) (レス) id: afec6e4094 (このIDを非表示/違反報告)
トメィトゥ(プロフ) - 雫月さん» 「え、俺!?なんで俺が…あ、えっといつもありがとな、これからもよろしく…ってなに笑ってんだお前ら!!」 (2019年6月23日 19時) (レス) id: afec6e4094 (このIDを非表示/違反報告)
雫月 - シンタローからの返信欲しいです!できたらです!できたらお願いします! (2019年6月23日 16時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トメィトゥ | 作成日時:2019年6月5日 17時

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