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第31話 カップ麺 ページ33

「…というのはまぁ、一度置いといてだな、まずはAの能力がどんなものなのか突き止めるのと、どうやったら能力を解除できるかを考えないとな」

え?置いといちゃっていいの?今かなり重要な話してたよね?ね?

いや確かにずっとこのままはやだし早く戻りたいけどさぁ…

それでいいのかキドよ…

「俺は誰かに触られると強制解除される。」

「僕は痛みを感じると、だね〜、ない人もいるけど、Aちゃんの能力は多分僕と似たようなものだろうし、色々試してみる?」

へぇ、そんなのあるんだ。じゃあまず…キドの触る…だけど…

「私達さっきからAさんに触りまくってますよね。」

モモちゃんがいう。そうなんだよね、さっきから皆もふもふしてくるから試すまでもないよね。

「お茶を飲むのはどうかな…?淹れてくるね」

私を抱っこしてたマリーちゃんは私をモモちゃんに渡したあとぱたぱたとキッチンへ行ってしまった。うん、言い出せなかったけど多分関係ないと思うよマリーちゃん…

「あとはカノの痛みを感じる…とかか?おら、」

「だっ!?なにすんのシンタロー!!?」

シンタローが何の前ぶりもなく頭を叩いてきた。普通にいてぇよこの野郎

「戻んねぇな」

そういうんじやないからね?謝ってよまず

「ちょっとお兄ちゃん!女の子に暴力ふっちゃだめでしょ!」

そうそうほんとそれな。モモちゃんもっと言ってやって。私とモモちゃんがシンタローに文句を言ってるとお茶を入れにいっていたマリーちゃんが戻ってきた。

「お待たせー。…きゃっ!?」

ごきげんな様子で戻ってきたマリーちゃんが見事にすっ転ぶ

持ってたお盆の上に乗ったティーカップが宙を舞い、私にピンポイントでかかる。幸いモモちゃんはかかってないようだった。

「ぎゃあああ!!あっっっつ!!?」

「わぁあああ!ご、ごめんなさぁい!!」

ばたばたと一気に騒がしくなり、とりあえず紅茶まみれになった私は風呂に入ることにした。

皆一人で入れるかって心配してきたけど入れるからね?そりゃ今は猫だけどさ

普通に人間のように動けるからね?あ、それより抜け毛が気になるの?

午前から風呂に入るとはこれ以下に…

暖かいお湯に浸かってると、ふと、体の変化に気づいた。

…あ、あれ?おぉ…!

慌てて風呂から上がり服を着て皆のもとに戻る。




「戻ったぁ!!」

「え、何やったんだ!?」

「お湯に3分浸かった!!」

「カップ麺か!!!」

おやすみ→←第30話 ねむいよねむいよあーーーー



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雫月 - 久しぶりに見たら沢山話が…!ふぉーーーーー!w! (2019年7月5日 21時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
雫月 - コチラコソ!アリガトウゴザイマス!(嬉しい嬉しい嬉しい!) (2019年6月24日 16時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
トメィトゥ(プロフ) - 雫月さん» こんなんでよろしかったでしょうか…コメントありがとうございますm(_ _)m (2019年6月23日 19時) (レス) id: afec6e4094 (このIDを非表示/違反報告)
トメィトゥ(プロフ) - 雫月さん» 「え、俺!?なんで俺が…あ、えっといつもありがとな、これからもよろしく…ってなに笑ってんだお前ら!!」 (2019年6月23日 19時) (レス) id: afec6e4094 (このIDを非表示/違反報告)
雫月 - シンタローからの返信欲しいです!できたらです!できたらお願いします! (2019年6月23日 16時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トメィトゥ | 作成日時:2019年6月5日 17時

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