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第29話 やっと能力についてかけるよわーい!! ページ31

何故こうなった。

今私はマリーちゃんに抱き上げられモモちゃんに撫でられ続けている。

うん、状況を整理しよう。

朝起きたらへんてこな猫になってました、まる。

…納得できるわけねぇだろ!!

じたばたと暴れるとかわいいー!と声を上げながらモモちゃんが更にもふもふしてくる。

完全におもちゃ扱いだ。…ほんとになんでこんなことに。

はぁ…とため息をつくとヒビヤがこっちをまじまじと見ていた。

…ん?なんだその目。

「A…正体は猫だったんだね…」

んなわけねぇだろ!!いや確証ないけどさぁ!流石にないでしょ!?ないよね?!

おいやめろ頭を撫でるんじゃねぇ!!

「…うーん?」

「なにセト。セトもモフりたいの?」

さっきからなにかを考え込んでる様子のセトを見るとゆるく頭をふった。

「いや、それは後でお願いしたいんすけど…なーんかこの猫見覚えが…」

いやしたいのかよ。

セトはなにか思いついたようにああ!と声をあげた。

「この猫、昨日カノが買ってたストラップじゃないっすか?」

その声に釣られるようにカノがんー?と私をまじまじと見てくる

そう言えば、変な猫のストラップを昨日見た気がする…

「あ、ほんとだ。これでしょ?」

カノはポッケからストラップを取り出した。

見比べて見ると、うん、大きさはちょっと違うけどそっくりだ。

マリーちゃんもなにか気づいたように声をあげて私を見つめる。

「あと、Aちゃんの目、私達が能力を使った時の色とおんなじだね」

マリーちゃんの一言に視線が集まるのを感じた

鏡を見せて貰うとわーほんとだ。目が真っ赤。

ストラップは当然だが赤くない。黒い円な瞳だ。

え、え、つまり…

…どゆこと?

「ふむ…つまり、お前も何かしら俺らと同じく能力を持っている、ということだな。」

……ほぇ、

のーりょく?私が?

混乱した頭の中ではいつの日か見た気がする夕焼けが浮かんでいた。

第30話 ねむいよねむいよあーーーー→←第28話 今回時間なくて短いです



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雫月 - 久しぶりに見たら沢山話が…!ふぉーーーーー!w! (2019年7月5日 21時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
雫月 - コチラコソ!アリガトウゴザイマス!(嬉しい嬉しい嬉しい!) (2019年6月24日 16時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
トメィトゥ(プロフ) - 雫月さん» こんなんでよろしかったでしょうか…コメントありがとうございますm(_ _)m (2019年6月23日 19時) (レス) id: afec6e4094 (このIDを非表示/違反報告)
トメィトゥ(プロフ) - 雫月さん» 「え、俺!?なんで俺が…あ、えっといつもありがとな、これからもよろしく…ってなに笑ってんだお前ら!!」 (2019年6月23日 19時) (レス) id: afec6e4094 (このIDを非表示/違反報告)
雫月 - シンタローからの返信欲しいです!できたらです!できたらお願いします! (2019年6月23日 16時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トメィトゥ | 作成日時:2019年6月5日 17時

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