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第2話 天使がきました。 ページ4

もこもこの白い髪に薄い桃色の瞳。小柄な体はまさしく美少女という表現がしっくりくる少女だった

抱えていた水の入ったおけを少女は私と目があった瞬間に落としてしまう。

あ、と思っても時既に遅し、おけは床に転がり、中に入っていた水は少女の足元に広がっていく

しかし少女はそんなもの気づいてすらいない様子で床を見さえしない。

顔は青ざめており、何かに怯えたように震えている。

「…あの、」

何か声をかけようと口を開いた瞬間、少女は大袈裟に肩をあげた。え、どしたのその反応?

まるで獅子に怯える子兎のようだ。

あれ、緊張してたから顔怖くなっちゃったかな?そんなに怯えなくても虐めたりしないよー

そう言う余地もなく少女は目尻に薄っすらと涙を浮かべながら

「せ、せと…」

と呟いて慌てて走り去ってしまった。部屋には再び静寂が訪れる。

………

…なんだ今の可愛子ちゃんは?天使か?

まって、落ち着こう。COOLになろう。

記憶全くないけど、何も覚えてないけど、取り敢えずあの子が可愛いのはわかった。

え?今の子誰?家族かなんか?その割にはビビってた気がするけど…

くっっっそ!!なんで思い出せないんだ!

きっとあの子とのほのぼのライフがあったはずなんだ!!

覚えてないけど!!!

頭痛も和らいだし、うん、今なら本気だせる気がする。

でもどうしようかな、さっきの子居なくなっちゃったし、家の中勝手に見て回ってもいいのかな。

なんだか色んな事がありすぎて一周回って逆に冷静になってしまった。

これであともう一つ混乱要素が増えたら完全にキャパオーバーを迎えてしまうだろう。

その時、ばたばたと煩い数人の足音が聞こえてきた、流石にびくっとしてしまう、

…あれ、でも待ってあの可愛子ちゃんが帰ってきてくれたのかも?

あ、そう思うと希望が持ててきた。

そう思い窓から身を乗り出しかけたところをやめ扉に向き直る。覚悟は決まった。

さぁこい、と覚悟を決めたあとバンっと勢い扉が開いた。

第3話 登場人物増えすぎて辛い→←第1話 目覚めました



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雫月 - 久しぶりに見たら沢山話が…!ふぉーーーーー!w! (2019年7月5日 21時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
雫月 - コチラコソ!アリガトウゴザイマス!(嬉しい嬉しい嬉しい!) (2019年6月24日 16時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
トメィトゥ(プロフ) - 雫月さん» こんなんでよろしかったでしょうか…コメントありがとうございますm(_ _)m (2019年6月23日 19時) (レス) id: afec6e4094 (このIDを非表示/違反報告)
トメィトゥ(プロフ) - 雫月さん» 「え、俺!?なんで俺が…あ、えっといつもありがとな、これからもよろしく…ってなに笑ってんだお前ら!!」 (2019年6月23日 19時) (レス) id: afec6e4094 (このIDを非表示/違反報告)
雫月 - シンタローからの返信欲しいです!できたらです!できたらお願いします! (2019年6月23日 16時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トメィトゥ | 作成日時:2019年6月5日 17時

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