第25話 ネタが思いつかねぇっ!!!! ページ27
ベンチに無残にも転がる屍が二人。
片方はシンタロー、もう片方は非常に不本意だが私だ。
うん、普通に体力持たなかった☆
あの後普通に体力不足に陥った私はキドに連行されシンタローの隣のベンチに転がされた
因みにシンタローは私よりも前から休んでいたので今は座って顔色も良くなっている。
くそ、そもそも私こいつの代わりになったんだよな。
そうかんがえると腹が立つものである。
エネちゃんはあの後笑顔でモモちゃんたちの所へいかきました。
非情な子です。Aさん悲しい。
「大丈夫か?」
「大丈夫なわけあるか!…もー、エネちゃんあの子なんなの?若いこの体力怖い。」
「いやあいつ自身動いてねーから体力云々ねーんじゃねーか?」
「確かに」
ごろごろとベンチに転がる。が、狭いから落ちそうになって即座にやめた。
ただでさえ今、通りすがりの人の視線がいたいというのに。
落ちまでしたら心折れる。
大人しく動きを止めシンタローを見る。
シンタローも相変わらず死んだような目でこちらを見ていた。
やっぱり、こいつを見てると変に懐かしさを感じる。
「…ねぇ、シンタロー、シンタローって今までニートだったの?」
「は、はぁ?!」
「あ、ごめん、ニートは今もだね」
私も人のこと言えないけど。
「誰かが言った!?」
「エネちゃん」
「やっぱあいつか!!」
ぎり…と悔しげに歯を噛みしめるシンタロー。
「そう言えばさ、エネちゃんって、なんなの?人工知能にしては人間っぽいし。」
私の問にシンタローは知らねぇよ、と返してくる。
聞いたところによると引きこもって暫くした頃、パソコンに来ていたメールを開いた瞬間エネちゃんがパソコンに入り込んできたらしい。
それからというものパスワードを勝手に変えられたりされて大変なんだとか。
やっぱり、シンタローよりエネちゃんの方が強いっぽい。
やっぱり哀れだ。
「おーい、二人共ー」
声が聞こえ体を起こすと胡散臭い笑みを浮かべたカノがこちらにきているところだった。
「カノじゃん。どうしたの?」
「いやー一回集合しようって話になってさ。次乗るやつは皆で乗りたいんだってマリーが」
ほぉ、なる程。
確かに解散してから随分立つしそろそろ合流したほうがいいかもしれない。
「わかったけど…次なに乗るの?」
「えっとねー、確か…」
第26話 観覧車乗ったことないです→←第24話 エネちゃん書きやすいよー
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雫月 - 久しぶりに見たら沢山話が…!ふぉーーーーー!w! (2019年7月5日 21時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
雫月 - コチラコソ!アリガトウゴザイマス!(嬉しい嬉しい嬉しい!) (2019年6月24日 16時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
トメィトゥ(プロフ) - 雫月さん» こんなんでよろしかったでしょうか…コメントありがとうございますm(_ _)m (2019年6月23日 19時) (レス) id: afec6e4094 (このIDを非表示/違反報告)
トメィトゥ(プロフ) - 雫月さん» 「え、俺!?なんで俺が…あ、えっといつもありがとな、これからもよろしく…ってなに笑ってんだお前ら!!」 (2019年6月23日 19時) (レス) id: afec6e4094 (このIDを非表示/違反報告)
雫月 - シンタローからの返信欲しいです!できたらです!できたらお願いします! (2019年6月23日 16時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トメィトゥ | 作成日時:2019年6月5日 17時