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第21話 文字数やばい ページ23

「あれ、Aさんにコノハさんじゃないっすか、こんなところにいたんすね」

アイスを購入した私とコノハは早速ベンチに座って食べていた。

因みにコノハはバニラで私はチョコである。

美味しいよねチョコ。

そんなこんなでアイスを口に運んでいると声が聞こえて顔をあげた

そこにはセトとマリーちゃんがいた。

「アイス、食べてるの?」

「二人共、うん。美味しいよ」

私は反応したけどコノハはなお顔を下にしてアイスを食べ続けている。

二人も慣れてるのかそんなコノハに気にしてる素振りは見られない。

…そういえば皆っていつから一緒にいるんだろう。

というか、メカクシ団って誰が作ったんだろう

やっぱキドかな、団長だし。

私がぼーっと考えているとマリーちゃんがセトにアイスを食べたいと強請っていた。

かわいい。

セトも笑って了承し苺のアイスを買って上げてた

イケメンだ。

コノハの横に座り小さな口でアイスを食べる姿は小動物を連想させる。

アイスを早々に食べ終え手持ち無沙汰になった私は立ち上がりセトと話すことにした。

「セト、あのさ」

「ん?なんすか?」

「メカクシ団って誰が作ったの?やっぱキド?」

そう聞くとセトの表情が固まる。

…あれ、聞いちゃだめだったかな

「あ、ごめん。なんか聞いちゃまずいことだった?」

私が慌てて取り繕うとセトもはっとしたようで笑いかけてくる。

しかしその笑顔はどこかぎこちない

「あ、ああいや別にいいんすけど…」

セトは遠い昔を思い出すように私から視線を外す、

その視線の先にはマリーちゃんがいた。

「…メカクシ団はキドと俺とカノで作った…みたいなもんすかね」

発案者はちがうっすけど、とセトは呟く。

発案者?

欲わからなかったけど、話を聞いてなんだか踏み込んではいけないきがした。

「三人で?マリーちゃんは一緒じゃなかったの?」

マリーちゃんはなんだか三人と付き合いが長い感じがしたから

てっきり最初からいたんだと思ってたんだけど

「いや…マリーはひとりぼっちで森に住んでたのを俺がつれだしたんすよ。でも、付き合いはそこそこながいっすね」

「え?森?一人で住んでたの?子供一人で?」

違和感を感じてつい問うてしまう。あの子、ヒビヤより少し上ぐらいだとおもってたんだけど

そんな子が一人暮らし、しかも森なんて

「あれ、言ってなかったっすか?」

「え?」

何が?と続ける前にセトが笑顔のまま伝える

「あの子、百歳っすよ」




「え?」

第22話 私の中のセトは何故かちょっと腹黒気味→←第20話 アイスはピノが好きです



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雫月 - 久しぶりに見たら沢山話が…!ふぉーーーーー!w! (2019年7月5日 21時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
雫月 - コチラコソ!アリガトウゴザイマス!(嬉しい嬉しい嬉しい!) (2019年6月24日 16時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
トメィトゥ(プロフ) - 雫月さん» こんなんでよろしかったでしょうか…コメントありがとうございますm(_ _)m (2019年6月23日 19時) (レス) id: afec6e4094 (このIDを非表示/違反報告)
トメィトゥ(プロフ) - 雫月さん» 「え、俺!?なんで俺が…あ、えっといつもありがとな、これからもよろしく…ってなに笑ってんだお前ら!!」 (2019年6月23日 19時) (レス) id: afec6e4094 (このIDを非表示/違反報告)
雫月 - シンタローからの返信欲しいです!できたらです!できたらお願いします! (2019年6月23日 16時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トメィトゥ | 作成日時:2019年6月5日 17時

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