第12話 遊園地だよやったー！ ページ14
素晴らしい程の暑さ。やばい、太陽が憎い。正直クーラーがガンガン効いた部屋に引きこもってたい。
体に悪いとかいってられるか。こんな暑さじゃ頭ばかになるわ。
取り敢えず今言いたいことは一つ。
「わぁあ！！大きいよモモちゃん…！」
「ほんとだねマリーちゃん！どこからあそぼっか！」
「時間は沢山あるっすからね！」
…若い子は元気だなっ！！
いや自分の年齢思い出せないけど
なんか、目の前でキラキラしてる子たち見てると自分が年寄りに思えてくる。
目の前にあるのは遊園地。ちっちゃい子たちにとっては夢のような場所だろう。
カノが持ってたのは遊園地のチケットだった。丁度十枚分。どっから手に入れたんだそれ。
新団員も増えたし、親睦を深める目的で行こう、と言われアジトからのろのろ歩いて到達した。
ぶっちゃけ、バスで行くほうが断然早かったのだが…
それはモモちゃんの都合により却下となった。
モモちゃんの能力『目を奪う』はその名の通り周囲の目を自分に向ける能力である。
なんでも、昔から異様に注目を浴びてしまうらしい。能力を上手く制御できないんだようだ。
能力を持ってる子は持ってる子で大変だ。
その能力はキドの能力『目を隠す』で相殺できるらしい。
キドの能力『目を隠す』はモモちゃんの能力とは真逆で自分や周囲の存在を薄くさせる能力である。
モモちゃんとは違い能力の制御はちゃんとできてるようだ。
しかし、その能力は欠点があり、人に触れられると強制解除されてしまうらしい。
だから、バスなどではいつ誰かに触れられて能力が解除されるかわからないということでアジトから歩いてきたわけである。因みに十人でだ。多すぎだろ
マリーちゃんは体力がないらしくセトに初っ端からおぶられていた。
因みに私も体力はないらしくこの通り死にそうになっている、
…それから、隣にいるこいつも。
「ゔぇっ…もうむり…はく…」
お前もか。
青ざめた顔で肩で息しながら蹲るシンタロー。
お前は急病患者かなんかか。いや私も人のこと言えんけど。
どうやら私達二人の体力は同じくらいのようだ。嬉しくない共通点である。
『も〜ご主人いつまでへばってんですか？早く行きましょうよ〜！Aちゃんも！』
シンタローのスマホの中に住み着いてるエネちゃんは温度を感じないためか快適そうだ。
畜生羨ましい。
エネちゃんの急かす声で私は息をはいてから重い足を引きずって皆のあとをおった。
シンタロー？知らん。
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雫月 - 久しぶりに見たら沢山話が…！ふぉーーーーー！w！ (2019年7月5日 21時) (
レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
雫月 - コチラコソ！アリガトウゴザイマス！(嬉しい嬉しい嬉しい！) (2019年6月24日 16時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
トメィトゥ(プロフ) - 雫月さん» こんなんでよろしかったでしょうか…コメントありがとうございますm(_ _)m (2019年6月23日 19時) (レス) id: afec6e4094 (このIDを非表示/違反報告)
トメィトゥ(プロフ) - 雫月さん» 「え、俺！？なんで俺が…あ、えっといつもありがとな、これからもよろしく…ってなに笑ってんだお前ら！！」 (2019年6月23日 19時) (レス) id: afec6e4094 (このIDを非表示/違反報告)
雫月 - シンタローからの返信欲しいです！できたらです！できたらお願いします！ (2019年6月23日 16時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トメィトゥ | 作成日時：2019年6月5日 17時
