【twst】今宵、悪役たちと。Ⅱ【mfmf】 (ページ5)

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そうと決まれば、早速実践だ。

Aサンを助けるために、僕は命を張る。

こんなの、寮長が見たら、美しくない。なんていうのかな？

でも、僕にとって、この世で一番美しいAサンを失うわけにはいかないんだ。

だから、本気でいくよ。

Aサンとの戦いでこちらが少しずつ劣勢になってきた頃。

僕は決断する。

「僕、Aサンの精神の中に入って、Aサンを救いたいです。」

「そんな無茶な！やめとけ、エペル。」

「Aの精神はきっと暗いし重い。
そんなところに入ったら救うどころかエペルが飲み込まれるぞ。」

「構いません。僕はAサンが大好きなので。
建前の愛なんかじゃない。本気なんだ。ってところ、理解してもらうんです！」

「...そこまで、お姉ちゃんのためになれるのはなんで？」

君には、言われたくないよ。マフユサン。

「Aサンを捨てておいて、よくそんな台詞が吐けますよね。
馬鹿みたいです。あぁ、質問の答えなら、

貴方が知るよしもない。です。」

「...エペルに覚悟があるのはわかった。
いいよ。このソラ·ルミーエが許可する。」

「ありがとうございます。」

さあ、行こう。愛しい人を守るため。