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な「だって、Aちゃん。」
そして、一人だけ対象的にニコニコと笑顔のままのなーくんは、ガチャリと扉を開けた。
突然あけられた扉に、ビクリと肩を震わすその姿は、俺より先にころんに目をやり、気まずそうに俯いた。
ジ「……なんでおるん？」
な「ん？俺が呼んだ。あと、今日みんなを集めた理由。」
なーくんがみんなの前に立たせようと、Aちゃんを誘導する。
その手に導かれながらも、輪の真ん中ではなく、隠れるように俺の背中に飛びついてくる。
「…ころちゃん悪くない…。Aの…八つ当たり。ごめんね。」
そっと顔を出す彼女の手は、しっかりと俺の背中を握りしめ、服に皺を寄せた。
視線でも交わったのだろうか。
また気まずそうに俺の背中に隠れた。
そんなAちゃんの頭を、ぽんぽんと撫でるなーくん。
なーくんには話したのだろうか。
それを思うとほんの少し嫉妬という感情が芽生えたが、そこに誘導したのは俺自身だ。
何も言えず、俺も背中に手を回し、ぽんぽんと撫でた。
こ「別に…僕は…。」
る「ころちゃん？」
こ「だって！別に、毎日会うルールとかないし。さとみくんいたら僕は………」
ジ「素直やないなぁ〜。」
その言葉に傷ついたのだろうか。
緩みかけた背中の手に、再び力が込められる。
こ「あっ…嘘…です。…ごめんなさい。……もう辞めてよ…僕Aのその顔弱いんだから。」
大きくため息をついたころんは、Aちゃんのその手をグイッと引っ張った。
お陰で強く握られた背中が引っ張られ、俺もバランスを崩しかける。
ころんは変なところで強引だ。
俺から手を離したAちゃんは、ころんに引かれるがまま、腕の中に閉じ込められている。
こ「ごめん。僕が何か傷つけるようなこと言ったね。ごめんね。」
「…ころちゃん悪くない。」
そう言いながら、やっと安心したのか、擦り寄るようにころんの背中に腕を回すAちゃん。
全身から好き好きオーラが出ていて、こちらも先ほどから嫉妬しそうだ。
り「…一件落着？」
る「なんですかこの甘ったるい雰囲気。」
ジ「さとちゃん怒ってんで〜。」
さ「怒ってねぇわ。」
口ではそう言いながら、ほんの少しの苛立ちをジェルにぶつけることで解消した。
そこまで痛くしたつもりはないが、痛いと必要以上に喚くジェルは無視した。
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唯凛(プロフ) - まきさん» コメントありがとうございます！只今異議申し立て中です…。まだ成長の段階ですが、どこかで進化と言える頑張りを夢主ちゃんが出来たらなぁ、と思ってます！見守ってくださると嬉しいです。リクエストありがとうございます！プリクラ！？今どきのプリ勉強してきます🥰 (2023年2月6日 10時) (
レス) id: f00eb422ad (このIDを非表示/違反報告)
まき - 更新お疲れ様です！Twitter凍結大丈夫ですか…？早く溶けるといいですね🥲 夢主の頑張ってる姿を親のような目で見てしまいます…（笑） リクですか…めんばーやお友達とかとプリ撮りに行った…みたいなの見てみたいです…！ (2023年2月4日 23時) (レス) @page37 id: e61b279a74 (このIDを非表示/違反報告)
唯凛(プロフ) - milkさん» コメントありがとうございます！そんなこと言っていただけるなんて光栄です(՞ ܸ. .ܸ՞)︎♡ 楽しんで頂けるストーリーが作れるよう、また少しでも癒しになれたら幸いです！ (2023年1月11日 16時) (レス) id: f00eb422ad (このIDを非表示/違反報告)
唯凛(プロフ) - れんさん» コメントありがとうございます！！長いのに一気読みありがとうございます。めっちゃくちゃ嬉しいです！！無駄に長くなっていますが、飽きられないよう更新頑張っていきます(^ ^) (2023年1月11日 16時) (レス) id: f00eb422ad (このIDを非表示/違反報告)
milk - とても大好きで読み終わった今でも一気読みしてます...！帰ってきたら毎日読んでます☆！ (2023年1月6日 16時) (レス) @page31 id: aba723ccaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唯凛
| 作成日時：2022年5月8日 16時
