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155-3 ページ11

なかなかころんと話が噛み合わない。
今更?
ん?
ころんは知ってた?
気付いてた?


こ「…で、なんて言われたの?」

さ「Aちゃんの方が俺のこと知ってるって、嫉妬みたいなこと言われて…なんでみんなのさとみくんなの?って言われた。どう聞いても俺のこと好きじゃん?って感じのことバンバン言われて…テンパったら判断ミスった。」

こ「まぁ確信ついたのは僕もつい最近だけど。旅行の時点では好きなのかなぁ、って思ってた。てか僕言ったじゃん。A自身も分かってないし待っててあげてって。」

さ「はぁ!?あれそういう意味だったの!?」


ただの子供のわがままみたいなもんだから、落ち込むなって励まされてんのかと思ってた。


こ「でも何も言わずにいてくれたんだね。Aのペースに合わせてくれてありがとう。」

さ「これ以上混乱させたくねぇよ。あんな泣いてんのに。」

こ「うん。…最近のA見ててさ、多分今までより毎日が楽しくて、Aの気付かない間に相当負荷かかってるんだよね。パニックみたいな症状起こすこと増えたし。」


それは薄々気付いてた。
Aちゃんは甘えん坊だけど、人を困らせるほどのわがままではない。
どちらかと言えば、自分の言いたいことを押し込めて我慢してしまう。
でも、最近はイヤイヤが多い。
俺やころんには特に。
知らない間に、新しい出来事、外からの刺激に、繊細なAちゃんは本人も気付いていないが、対応ができていないからということだったのか。
新しく芽生えた感情ですらAちゃんにとっては大きなストレスの一つだった。


こ「でも今回のは、多分、本人もストレスに気付いてたから、溜めちゃいけないと思ったんだけど…さとみくん傷つけただけだった…。」

さ「別に傷ついちゃねーよ。」


沈黙が流れる。

どう動こうにも、俺から行くのは何か違う。
まず、Aちゃんの中で感情を整理することと、ストレスを軽減させるために休息を取ることが一番最優先だ。


こ「…流石に僕も恋愛ごとはなぁ…自然と流れでどうにかなると思ってたけど、突っ込んでくのは僕には無理だ。」

さ「でもどう考えても俺の仕事じゃねぇだろ。」

こ「だよね〜…。」

さ「まぁまずはさ、休ませてあげよ。Aちゃんが休んでる間にゆっくり考えよ。」

こ「…うん。」

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作品ジャンル:恋愛
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かろん - これみてたときに、発狂したくなったけど、下の階にお客さんがいた件wwニヤニヤしてました (2021年5月8日 14時) (レス) id: 3cb105e1fa (このIDを非表示/違反報告)
かーな - さとみくんのキスしたがりのところ可愛い (2021年4月1日 14時) (レス) id: d96fccd218 (このIDを非表示/違反報告)
唯凛(プロフ) - もなぁさん» コメントありがとうございます!恋を自覚してからグダグダ宙ぶらりんという(笑)付き合ってるレベルにイチャイチャはしてるんですけどね…。頑張って付き合えるよう動かしていきます!!w (2021年3月9日 15時) (レス) id: 282d732e79 (このIDを非表示/違反報告)
もなぁ - 把握です!ww早く付き合って欲しいなぁ〜これからも頑張ってくださいっ! (2021年3月8日 21時) (レス) id: 935d4bc1e3 (このIDを非表示/違反報告)
唯凛(プロフ) - 缶づめろでぃーさん» コメントありがとうございます!距離感バグが著しいBD編です(笑)楽しんでいただけてるようでとってもうれしいです!書いてて私も楽しいので!!w (2021年3月8日 11時) (レス) id: 3e3b4d1012 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:唯凛 | 作成日時:2021年2月9日 23時

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