４ サプライズのよこく ページ6
2人で紅茶を飲んでおしゃべりをつづける。ロボロさまとはだいぶうちとけて、かなりスルスルとかいわしてくれるまでになれた。
rbr「Aさまと話すの、楽しくてええな」
『ほんと！？私も友だちふえてうれしい』
ニコニコ笑いあっていると、おへやのとびらがきっちり2回ノックされた。
em「Aお嬢様、ロボロお坊っちゃま。旦那様がお呼びです」
エーミールさんだ。お話しおわったのかな？
「『はーい』」
ロボロさまと声をそろえてへんじをして、エーミールさんが開けてくれたとびらにかけよる。
『なんのお話しだったの？』
てれてれするロボロさまの片手をとってあるきながら、エーミールさんにきく。
em「ふふ、そのうち判りますよ」
エーミールさんは「秘密です」と口にひとさしゆびを当てて"しー"のポーズをした。てきとうにはぐらかされたな。まあいっか、お父さまにきけばいいもんね。
『お父さま、ただいまもどりました』
お父さまのもとにかけよって、男の人と女の人…ロボロさまのお父さまとお母さまにもペコリと頭をさげる。
「あらあら、まあまあ」
「随分仲良くしてくれているようで嬉しいよ」
お2人は私とロボロさまが手をつないでいるのを見て、ほほえんだ。
「全くお前は…もう少し令嬢らしいお辞儀をしようとは思わないのか」
『しらないので…？それに、せいしきにしゃこうかいデビューする13まではきにしなくていいって言ったの、お父さまじゃないですか』
あきれたようなお父さまに、にこやかにこたえる。アンジェロごふさいにはクスクス笑われた。
「っ…すまん、どうも口の達者な娘なもんでな」
「お前に似たんじゃないのか？」
「えぇほんとに」
ごふさいとお父さまはなかよしだ。こっちまで笑顔になってしまう。
『そうだお父さま、なんのお話しをなさってたんですか？』
そうきくと、お父さまとアンジェロごふさいはちらっと目をあわせて、いたずらをしかける子どもみたいな顔をした。
「今夜にでも判るぞ」
「さっきの私の発言をよーく思い出してみてね」
「ロボロ、お前もちゃんとするんだぞ」
3人に言われ、思わずロボロさまと顔を見合わせた。
『どういういみだろう』
rbr「んね」
2人でクエスチョンマークを頭の上に作っていると、お父さまがぱちんと両手をうった。
「さ、パーティーの時間が近づいてきたな。準備をしようか」
「ロボロも着替えましょうか」
背中をおされ、きがえるためにまたあとでねと手をふってわかれた。
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しぇけなべいべ(プロフ) - かわいいかわいいかわいい撃ち抜かれた心帰ってこない.... (2020年12月5日 12時) (
レス) id: a746dec877 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうり(プロフ) - ぺぴさん» ありがとうございます！頑張りますね！！ (2020年11月13日 19時) (レス) id: 5789c02b18 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうり(プロフ) - 紫苑さん» ありがとうございます(人´∀`)♪あたたかいお言葉がとても嬉しいです！ (2020年11月13日 19時) (レス) id: 5789c02b18 (このIDを非表示/違反報告)
ぺぴ(プロフ) - めっちゃくちゃ面白いです！！関連ランキングから見つけたんですけど、本当に好きで今めちゃくちゃ見返してます笑更新頑張ってくださいっ！ (2020年11月13日 16時) (レス) id: 8a41c6f408 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 推しの幼い描写が最高です。今後の2人の関係がとても気になる、微笑ましい作品です。これからも応援してます。 (2020年11月13日 5時) (レス) id: 75ef52599e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうり
| 作成日時：2020年11月11日 21時
