私の生まれたクライン家はこれまで何人もの皇后を輩出した家門だった。
先代の皇帝だったオアシス3世もやはりクライン家の令嬢である私を皇太子妃として皇室に呼び寄せた。
これは、まさしく政略結婚だった。
幸い彼と私は幼い頃からかなり仲が良く、貴族達はそんな私達を見てお似合いだと喜び、私達は膝を突き合わせこれから自分達が築いていく国について語り合ったりもした。
私は完璧な「皇后」だった。
今日までは…。
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「再〇承認を要求します」のパロディです(〇＝婚)
⚠物語の流れ上、1部d!ﾒﾝﾊﾞ-に厳しい表現有⚠
⚠何でも許せる人向け⚠
※側室及びその他キャラの名前固定※
青い鳥:anonymous_list_
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作者名：無名リスト | 作成日時：2021年1月4日 22時
