♯3 溶けちゃうよ。 ページ5
トド松side
バイト帰りで家に向かおうとしてたら
妹のAを見つけた。
あれ、チラチラ他人に見られてる?
かわいいから、でもAは
気づいてない模様。
それでじゅーぶんなんだけど、
「Aーっ、」
大きく手を振って呼んでみる。
『あ、トド松、バイト帰り?笑』
くしゃっと笑う顔は太陽のようだ。
『トド松?』
「っぁ、うんうん‼ちょーど終わったとこ‼
Aはどうしたの?」
かわいいなぁ、ほんと、
「A、開いてたらさ最近出来たクレープ屋さん行かない?美味しいって聞いたよ」
『もしかして、アイス付きある?』
目をキラキラ輝かせながら言うAは
小動物みたい。
「もちろん、アイス好きだね笑」
『あ、トド松。アイスに嫉妬しないでね』
「なんで?」
『アイスも好きだけどトド松も好きよ』
……………不意討ち。
「しょーがないな、奢ってさしあげましょう‼」
『やったー‼』
いつもツンツンしてるのに
アイスとなったらデレデレ。
僕、溶けちゃうよ。
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松野英茉松 - 面白いです!!、続き楽しみにしてます!!。夢主ちゃん、夢主さんが 一体誰にハート入りクッキーを渡すかも気になります!。 (2016年10月14日 21時) (携帯から) (レス) id: cc6f5cf5a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あめの。 | 作成日時:2016年8月22日 17時