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『スイカ割り5』 ページ7

「はいじゃあ次は達也クンの番だね目隠ししましょうネー!」

「え、うわ!?」



早口で捲し立てて無理矢理Aと達也クンを切り離した。その流れで目隠しをして木刀を持たせスイカ割りに向かわせる。
初対面の子どもとの接し方とかこの際気にしていられない。女子組が戸惑いながら疑問符浮かべてるけどそれどころじゃない。

とにかく話題をスイカ割りに移さなければという一心で行動していた。

 

「急に何すんだよオッサン!」

「オッサン言うなまだ二十代前半だっつーの…!つか今Aに髪と目のこと聞こうとしてただろ」

「聞いちゃ悪いのかよ」

「……あのな、人には触れて欲しくない過去とか話題とかあるの。もし本当に地毛とかだったら絶対何かしらあるでしょ。そういうの気遣うでしょ普通。察して心情、感じて空気」

「…例えば過去に中二病拗らせてて、そんで髪とか弄りまくってたらなんやかんやで色が落ちなくなったとか?」

「多分違うと思うけどそんな感じの。相手が嫌がる事はしちゃいけないの分かるよねー、黒歴史弄られたら嫌なの分かるよねー」

「俺そういうのめっちゃ好き」

「オイコラクソガキ」

「ねーお姉さーん!そのk―」

「今から百回ここで回るからちゃんと数えててネーッ!!」

「は!?レナさっきんなのやってn―」



その場で達也クンを羽交い締めしてヘリのプロペラ並みの速さで回転してやった。本当は地面に木刀を立ててそこに頭を付けて回るって知ってるけどこれでいい。

いつもより大声を出した上に回りすぎた俺達は、百回回り終えた頃には気持ち悪くなって二人して地面に転がっていた。無我夢中で回ってたから正直回数なんて覚えていないけど、悲鳴上げてるガキ見てたらおもろかったから良しとする。



「あの、大丈夫ですか?」

「お兄ちゃん達なにやってんの?」

「……いや…なんかテンション上がっちゃって…」

「……ゥプ」

「男ってバカな生き物ね」

「え、レナちゃんどこでそんな台詞覚えたの?」

「テレビ!」



結局その後俺達はとてもスイカ割りを行える状態になれず、縁側でダラダラと女子組のスイカ割りを観戦することになった。
ガキも暫くは動けないと思うから一先ず安心k―

 

「ねぇお姉さんそのk」

「達也クンさっき吐きそうになってたからトイレ行こうかーッ!!」

「グェ!?」

 

いつの間にか復活してたガキがまたAに接触しようとしていたから襟首を掴んで引っぺがした。体力底なしかよ油断も隙も無ぇ。

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(プロフ) - 月花さん» 返信が遅れてしまいすみません。1でもコメントしたのですが、Azpainter2というPCソフトを使っています (2020年2月3日 20時) (レス) id: b81e412f98 (このIDを非表示/違反報告)
月花 - 絵上手いですね。どうやってらんですか? (2020年2月3日 19時) (レス) id: a919e6fca7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 森田菜々子さん» ご要望にお応え出来ず申し訳ございません…。今後ともよろしくお願いいたします。 (2018年9月4日 20時) (レス) id: d823623ddd (このIDを非表示/違反報告)
森田菜々子 - すいません;最新頑張って下さいね。 (2018年9月4日 20時) (レス) id: e772f145ae (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 森田菜々子さん» えっと、それは短編小説のリクエストでしょうか?それですと申し訳ないのですが、小説のリクエストは受け付けておりませんので…。 (2018年9月4日 18時) (レス) id: b81e412f98 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年1月14日 17時

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