第19話 ページ20
＊＊＊
｢A〜｣
『……。』
｢Aってば〜｣
『……。』
教室の隅っこには机に突っ伏すあたしと、その姿を正面で屈んで見ている茉那果。
……なんか、昨日の一件からあたしの頭がぼーっとしている。
授業中に珍しくゲームに手を付けなかったり、板書をしなかったり。
どうしてしまったんだ、あたしは。
授業中にゲームをするな? そんなことは聞こえません。
｢……こうなったら、｣
茉那果が一言呟き、スクバをガサゴソと漁る音が聞こえる。
かと思いきや、スッと目の前に伸ばされた1本の棒。
それをあたしは魚のようにパクっと食べる。
サクサクのプレッツェルの上にトロリと掛かっている程よい甘さのチョコレートは、あたしの脳みそを回すのには充分だった。
『……あぁ〜、うまい』
｢お、生き返った。｣
『元から生きてますよ……はぁ』
体勢を起こして自分のスクバからペットボトルを取る。透き通り冷えた水が体の中に入る感覚は、いつも心を軽くしてくれる気がする。
｢……泉くんとなんかあったのー?｣
『っ、んぐふっ!? ゲホッ、ゲホッ』
｢あーもうほら、ティッシュ｣
あまりにも爆弾発言すぎて、むせた。
机に水が散乱する。
『っはぁー、……なんでいきなり!?』
｢いやだって最近呼び出されてんじゃん｣
それをティッシュで拭きながら茉那果は言った。いやまぁ、確かにソイツ関連だけど……
｢んでその様子なら確定だね。何があったの｣
茉那果ちゃん勘が鋭いよ。いやあたしがわかりやすいのか。
『……実はいろいろありまして』
＊＊＊
*｢秘密事｣
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ツユカ(プロフ) - Ayanaさん» こんにちは。遅くなってごめんなさい。なんと500人目ですと!?おめでとうございます笑 お褒めの言葉ありがとうございます、頑張ります！ (2017年5月8日 20時) (
レス) id: 8bbcdb2784 (このIDを非表示/違反報告)
Ayana(プロフ) - この作品最高です！瀬名君好きです！あ、お気に入り登録したら500人目でした！((どうでもよい (2017年5月3日 2時) (レス) id: 837bfe8c1d (このIDを非表示/違反報告)
ツユカ(プロフ) - H∧RUK∧さん» 遅くなってごめんなさい…ありがとうございます! (2017年4月16日 12時) (レス) id: e56ff2a039 (このIDを非表示/違反報告)
H∧RUK∧(プロフ) - 凄くこの作品が大好きです！私もトリスタの推しはゆうくんと真緒くんです!!これからも頑張って下さい♪ (2017年4月9日 22時) (レス) id: 766b6da6dd (このIDを非表示/違反報告)
ゆるふわねこ。(プロフ) - 那由他さん» コメントありがとうございます。そう言ってもらえてとても嬉しいです……笑 ありがとうございます!!頑張ります〜!! (2017年1月22日 22時) (レス) id: 4c0d12fb07 (このIDを非表示/違反報告)
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