第15話 ページ16
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｢……んで、どうしてくれるわけぇ!?｣
屋上の床にちょこんと正座してるあたし。
目の前には仁王立ちの瀬名泉。
冷たい風とコイツの熱気?覇気?が肌に打ち付けられる。
『も、申し訳ございません……?』
そうです、放課後来ちゃいましたー☆
今日ほど時よ止まれと思った日はないだろう。授業の一つでさえ｢もっと長くしていいよ!!｣なんて思ってしまったんだから。
こんな地獄の説教されるなら、ゲームの超難関ステージをヒント無しで攻略した方がいい。
あぁ、なんて卑怯な神様なの。
てかやっぱり口調変わってるし。どんだけなの。
｢この俺の綺麗な顔がアンタの手で傷付けられたんだけどぉ?｣
あ、自分で綺麗とか言っちゃうんだ。まぁ綺麗だけど。モデル並みに。
｢その前はゆうくんのライブに行けなかったし。ほんっと、ちょ〜ウザイ｣
……そうやって過去の事をネチネチと掘り返すのやめてください。一つ一つの言葉が心身共にダメージを受けてる。
｢アンタに回答の猶予をあげる。どうしてくれんの?｣
『か、体で払いたくありません』
｢誰もアンタの平凡な体に興味ない｣
うわぁ地味に酷い。確かにボンッキュッボンじゃないけど。全部ストンッだけど。
『……じ、じゃあ瀬名泉が出来ないゲームを攻略するとか』
｢俺はゲームに興味ないんだけど｣
はい。知ってます。成績優秀容姿端麗スポーツ万能ですもんね。ゲームとか興味ないですよね。
私ができることがない。どうすれば。
｢何もないようだねぇ｣
上を見上げれば、口元が楽しそうに歪んでる瀬名泉の顔。
よくコイツの事知らないけどこれは分かる。
なんか嫌な事考えてる顔だ。
『……何すればいいんですか』
すると、とんでもないことが瀬名泉の口から次々と飛び出してきた。
｢じゃあまずは、名前で呼ぶこと｣
『……は?』
｢フルネームで呼ばれるとかちょ〜うざいし。ちゃんと名前だけで呼んでよねぇ｣
『え、あの、』
｢あと、俺の言う事を聞くこと｣
『ちょっと、』
｢それから、ゆうくんの情報を仕入れること｣
『ゆうくんのこと全く知らないんだけど!?』
｢アンタに反論する余地なんてあるの?｣
自分の頬を指差すせない……泉。
しばらくはこれをダシにするつもりだ。
『……分かりました』
答えれば、ふふんと機嫌よく鼻をならすせ……泉。
はぁ、本当に厄日だ。
*｢心が痛む｣
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ツユカ(プロフ) - Ayanaさん» こんにちは。遅くなってごめんなさい。なんと500人目ですと!?おめでとうございます笑 お褒めの言葉ありがとうございます、頑張ります！ (2017年5月8日 20時) (
レス) id: 8bbcdb2784 (このIDを非表示/違反報告)
Ayana(プロフ) - この作品最高です！瀬名君好きです！あ、お気に入り登録したら500人目でした！((どうでもよい (2017年5月3日 2時) (レス) id: 837bfe8c1d (このIDを非表示/違反報告)
ツユカ(プロフ) - H∧RUK∧さん» 遅くなってごめんなさい…ありがとうございます! (2017年4月16日 12時) (レス) id: e56ff2a039 (このIDを非表示/違反報告)
H∧RUK∧(プロフ) - 凄くこの作品が大好きです！私もトリスタの推しはゆうくんと真緒くんです!!これからも頑張って下さい♪ (2017年4月9日 22時) (レス) id: 766b6da6dd (このIDを非表示/違反報告)
ゆるふわねこ。(プロフ) - 那由他さん» コメントありがとうございます。そう言ってもらえてとても嬉しいです……笑 ありがとうございます!!頑張ります〜!! (2017年1月22日 22時) (レス) id: 4c0d12fb07 (このIDを非表示/違反報告)
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