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さーん ページ5

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チャラ男、基、折原とはいつこんなひねくれて拗らせた男女みたいになったのかわからない。
まあ、もう少しお互いが緩かったりしたら、もし、もしの可能性でカップル、というモノになっていたのかもしれない。


あり得ないし考えたくない事ではあるが。


それでもアイツは顔だけ!!顔だけは!!!いい!と、言いたいところなのだが、生憎アイツは文武両道、スタイル顔面全てよし、モテるという男の嫉妬三大要素?のようなモノを持っている。多分、この教室の男子のモノも全て。


だからといって、アイツが同姓に嫌われているなんてことはない。寧ろ誰からも好かれている。成績優秀者を除けば。
無論、女子には嫌う要素がないので黄色い歓声が日々響いている原因ではあるが。



反対に、私は無愛想で、ポーカーフェイスを貫いているのであまり好かれない。


男子は【高嶺の華】だとか言われているが、それは誉め言葉なんかじゃない。
ただ、遠い存在過ぎるというだけ。私はどこぞの天然少女感は一切ないので否定や謙遜はしない。まあ、顔が良い。以上。

男からは勿論避けられているというか近寄ってすら来ないのだが、女子には嫉妬と言う名の厳しくて鋭い刃が向けられる。ほら、今もそう。



「ね、日野さん。」


「明日からメイク止めて、スッピンで来ない?と言うか来て?」


何言ってるんだろう。

私スッピンですけど。生まれてこの方メイクしたこと無いですけど。馬鹿じゃないんですか。

なんて言ったら物理的に擂り潰されてしまうので思うだけに留まった。よくやった私。


「はぁ...すみません?」


ヤバイ、やってしまった。最後上げてしまった。どうしよう殴られるかな、あ、蹴られたり?


「......っほんっとにムカつく!!!なによ!顔が良いだけで調子乗っちゃって!!!なぁにが高嶺の華だよウザッッ!!!学校はお前のお色気曝け出す所じゃ無いんだよっ!!!」


いや、あの、大変申し辛いのですが...

「そっくりそのまま返しますね。」

にこり、と笑顔を付け加えて私は踵を帰す。
早く帰らないと、夕飯のチキンソテー用のお肉が売り切れちゃう。今日は一割引の日だから。
なんて、こんなことをあの後に考えられた私はつくづく恐ろしい。

あの子は...確か五組の人だ。
本命が折原だとかの、かわいこちゃん。
明日、なに言われるんだろうなぁ...


そんなことを考えながらスーパーに足を向けた。

よーん→←にー



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(プロフ) - ぺるはむさん» あっあっありがとうございます!楽しんでもらえる小説目指して更新頑張ります!どうぞお楽しみください! (2019年6月27日 17時) (レス) id: 56e235f694 (このIDを非表示/違反報告)
ぺるはむ - こういうケンカ系の男女の恋愛めっちゃ好きです!これからも読ませていただきます! (2019年6月27日 17時) (レス) id: 134342f6dc (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - もでらーと。さん» わ!わ!ありがとうございます!もでらーと。さんの小説すごく好きなので、今後の励みになります! (2019年6月26日 18時) (レス) id: 56e235f694 (このIDを非表示/違反報告)
もでらーと。(プロフ) - すごく面白いです…!坂田家なんですが、読んでる間センラーになってましたw 更新頑張って下さい!! (2019年6月26日 18時) (レス) id: 5d5b1bd419 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2019年6月25日 19時

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