“普通”の家に産まれたかった。

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麗side

な｢どうぞ入って〜｣

手｢ななもりさんたち!!お帰りなさい!!｣

わーお,手下も一緒に暮らしてるんだ…

莉｢あ、ゆうたまた髪の毛染めたの？めちゃめちゃ似合ってる!!｣

さ｢りくぅぅいい女の子見つけたんだけどさぁ…｣

り｢また見つけたんですかw｣

じ｢ひろむうぇーい!!｣

ひ｢じぇるくんうぇーい!!｣

る｢たいがくん,また新しいギター買ったんですけどどうですか?｣

た｢めちゃめちゃかっこいいじゃないですか…!!俺も新しいの買おっかな〜｣

な｢なにしてるの？早く入って麗さん｣

『あ,はい。』

すごい,みんな手下のめちゃめちゃ仲良い…

羨ましいな…

にしても外から見ても広いって思ったけど中すげぇな…

手下達と戯れる?スペースに,ご飯などみんながくつろぐリビング,2階には７個の部屋があってその廊下ではリビングなどを見渡せる。
外にも行けてそこから見える景色は綺麗だそう。

いいなぁ…()

聞いた話はほんのざっくりの部屋紹介だから,多分もっと部屋がありそう。

な｢麗さん?考え事してるの？ここ座って｣

麗｢…!!ごめん。わかった。｣

大きいソファに座れとななもりさんのひとさし指がいってる。

私はスッと座ると,ソファが私の体重を受け止めてくれるかのように沈んだ。

隣には赤い髪の毛の子。

赤い髪の毛と言えば,小さい頃よく一緒にいた子だなぁ…

そんな昔のことを思い出してたら,青い髪の毛の人に頭を叩かれた。

こ｢ねぇ聞いてるの？｣

『ごめんごめん,で？なに？』

こ｢はぁ,だから僕たちの仲間に入ってくれないかって話｣

『うんうん…っては？？？』

私がな組に入る…!？

いやいや…聞き間違えでしょ。

『ごめん,僕の耳が間違ってなければ,今僕をな組に入れさせようとした?』

な｢そうだよww｣

『はぁぁぁぁぁぁぁぁ!？』

『いやいや、なんで！？』

る｢いや…ですか?｣

黄色い子はあざと天使と呼ぼう。

うん,かわいい

さ｢俺,君気に入っちゃった〜!!｣

『いやいや…』

莉｢お願い!!｣

かわいいいい…


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