“普通”の家に産まれたかった。

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莉犬side

思い出せない…

覚えてないといけない人……

君は今どうしてますか?

幸せですか?それとも……









ねぇ…A









君に出会ったのは,俺が幼稚園の時だよね。

君は小学生だったね。

君も怖いはずなのに,俺を不安にさせないように頑張って笑わせてくれたね。

でも俺は無理して笑ってることわかってたよ。

めっちゃ手震えてるんだもんww

でも,君がいたから俺もここまで生きてこられたんだ。

そして,人を好きになることを教えてくれたね。

汚い大人たちから守ってくれたね。

君が戦う背中はとってもかっこよかった。

その背中に近づきたくて,わざと泣いたり色々と迷惑かけたね。

あのときはごめん。でも構って欲しかったんだ。

あのときから君の隣は俺だけでいいんだよ。

今もこれからもずっと。

Aのとなりは俺だけでいいの。

だって君言ってくれたよね。

『＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿!!』

俺はその言葉を覚えてるよ。

ずっと,信じてるからね。

今もこれからもずっと君の隣は俺だけ。



ね,A









『私は莉犬くんが世界で１番大好きだよ!!』

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