彼氏のママみがヤバすぎて赤ちゃん返りした【夏油傑】

どうかご慈悲を ページ16

ドアの前に立つと、もはやドアノブから鳴っていい音じゃない音するぐらい回されてるし

扉ワンチャンへこんでんじゃねってくらい叩かれてるし、インターホンはもはや何かのサイレンだ






んー…まさかこんなに早いとは想定外…傑のことだからGPSの一つや二つ付けてはいると思ってたけどさぁ







……どーしよ、めっちゃ出たくない






ちなみに今の時間は22時、えっそんな遅かったの！？と私もさっき時計を見てビビった


呪霊のレベルは低かったんだけど量がアホみたいに多かったから時間かかっちゃったんだよねぇ…
そして実は説明しながらご飯も頂いちゃってました！








『……出ないとダメ？』


甚｢うちの玄関がぶっ壊れる前に出てくれると助かるんだが｣


『はぁ…しゃーない…とーじと二人は隠れてて、色々面倒なことになりかねないから』








三人には奥に隠れててもらい、過去の自分を恨みながら鍵を開け、ドアノブを握ろうとした瞬間

勢いよく扉が開きお見事顔面強打です









傑｢A！？大丈夫か…A？ここじゃなかったのか！？｣


『いっっつえぇぇぇ…鼻…鼻が……』


傑｢…？あっすまないA！大丈夫だったかい？！勢い余ってしまって……ってそうじゃなくて！！
一体こんなところで何を…！！｣


『分かった分かった！！とりま帰る！！帰りながら諸々説明します！！』










粉砕骨折した(レベルで痛む)鼻を抑えながら伏黒宅を後にした















怒半分心配半分のげとさんを納得させるのはかなり大変だったが、帰り道でなんとか説明は全部出来た

鼻まだ痛い…




今は高専に着き、傑の部屋で反省会をさせられている









傑｢…事情は分かったけど、お願いだからせめて事前に連絡をしてくれ…｣


『めんなさい…』




傑｢…私も少し感情的になりすぎたね…それはすまなかった、でも…本当に気が気じゃなかったんだ…



時間は遅いしなんの連絡もないし、来たかと思えばかけ直すといってかかってこないし…

任務先でトラブルがあったとか…もしかしたら最悪の事態になっているんじゃって…｣



『……うん…ごめんなさい…』








足痺れてきたなぁ…動いたらダメかなぁ…あ、そういやめぐめぐにおしゃぶり貸しっぱじゃん！！

今度行った時返してもらわないと｢A｣








傑｢今別のこと考えてただろ…？反省してないよね…？｣


『めんなさい』


傑｢はいお仕置確定｣


『いにゃあぁぁぁぁ！！！！』

少女は首輪に気付かない→←子供は子供らしくいるのが一番！！

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