【黒バス】黒「図書室に居る少女は、」貴「黒子並に影が薄いです。」【黒子テツヤ】

２、綺麗な人と出会いました。By　貴方 ページ3

図書室で本を読んでいたら

誰なのかよく分からない、


不思議な少年と目が合いました。




水色の綺麗な髪。

文字通り、雪の様な白い肌。

人形の様に、丸く大きな瞳。



男子にしては美し過ぎる少年が。



貴「…」



ですが。

別に話しかけようとも思いません。



というか面倒なのでパスします。



そのまま読んでいる小説へと視線を落とす私。




この小説はありきたりな恋愛物で

その中に新鮮さも備えているモノ


流石。としか言い様のない出来栄えです。



黒「あの…」



主人公が可愛いのも当然ですが相手役の男の子も

とても可愛いです。好みです(笑)



黒「あの。すみません…」



貴「！？」



なんで…ですか。



何故、私に気づいたんですか…



貴「…なんでしょうか。」



心の中を悟られない様に

無表情で感情を込めず彼の方を向く。



黒「この本、貴方のですか？」



彼の手にあったのは私のラノベ。



いつの間にか、床に落としていたみたいでした。



貴「はい。そうです。

わざわざ拾って下さり、ありがとうございます。」



感情を込めず、抑揚をつけず


ただ淡々と言葉を紡ぐ。



にしても彼は声までも綺麗なんですね。

しかし、以外に低かったwwwwwwwwwwwww



黒「いえ。どういたしまして。



その本……………」



私が読んでいる本をみると

彼の瞳が輝いた(様に見えた)



貴「この本がどうかしましたか？」



黒「面白いですよね。僕も読みました。」



なん…だと！？


私の事を理解できる人が、

やっと現れたっていうんですかッ！？



貴「この小説の作者さん。凄いですよね。」



若干、声が上ずってしまったのは

仕方が無いことだと思う。



黒「やっぱり、流石。って感じですよね。」




私と話があう子発見です！



貴「あとは、――――――――なんかもいいですよね！」



ー。−。−。−。−。−。−。−。−。−。−。−。−。−



その後10分間ぐらい本の話で盛り上がってましたww



彼の名前は

黒子テツヤくん。私の後輩くんですwwwwwwwww




学校へ来る理由ができてしまった、かも

しれません。




また…話せるといいな……………

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