【黒バス】黒「図書室に居る少女は、」貴「黒子並に影が薄いです。」【黒子テツヤ】

１０、引き篭もってて何が悪いんですか。By　貴方 ページ11

朝。

インターホンの音で目が覚める。




父親は帰ってきていない

から




貴「ふぁあ………面倒。ですね…」



眠いし面倒ですし…居留守しますかね。




ー。−。−。−。−。−。−。−。−。−



ピーンポーン




何なんですか、何なんですか。

いつまでやるんですか。




あれから、一時間程度経過しているのにも関わらず





インターホンの音は鳴り止みません。




ピーンポーン




貴「仕方ないですし…出るしかありませんね。」



出るまで鳴らしてそうですし。



※ちなみに今日は祝日※



貴「どちら様ですｋ…帰って下さい。」



扉の前に居たのは



黒子くん………と

私の友達だった人達。




相「A…！」



泣きそうな顔。

そんな顔で見ないで下さい。


また

信じてしまうじゃないですか…。




まだ

戻れるって勘違いしちゃいますよ…。



貴「帰って下さい。私は暇人ではないので。」



相「でも…！」



久しぶりに人の泣き顔を見ます。


大切だった人の泣き顔を。



貴「帰れって言っているだろう？


これ以上、僕に関わらないでくれ。



鬱陶しいんだ、邪魔なんだ。

それに君達を構っている程暇人でもないしね。」



あ…敬語使うの忘れてました。




黒「…」



伊「…っ！」




昔は大切だった君達も

今は邪魔者でしかありません。



黒「黛先輩。その怪我はどうしたんですか？」



貴「！」



少し…驚きました。





怪我



って言っているのは昨日

父親にやられた痕の事でしょう。



貴「私が怪我してようと、貴方には関係ないでしょう。」



あ…もうじき父親が帰ってきてしまいますね。



日「関係あるに決まって…」



父「お…Aの友達か？」



バッドタイミングです。父親が帰ってきました。

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