恋という気持ちは知っている

秀明で ページ3

最近は全然集合がないな〜。

だから上杉君ともまったく話してない。

たまに上杉君を秀明で見かけるんだけど人がたくさんいる前では絶対に話しかけられない。
だってみんなの視線が怖いもん。

私にもそんな勇気があればな〜。
たまにそんなことを考えながえては、自分で自分が情けなく思う。



そして今日も秀明の授業が終わって帰ろうとしたとき、
先生に呼び止められて先生の手伝いをするはめになった。
は〜、今日はついてないな。


先生の手伝いも終わって帰ろうとげんかんまで行くと雨がすごいふってた。
ほんと、今日はついてないな。←本日二回目。

今日は秀明に遅れそうになったから天気予報見るの忘れてたんだ。
だからかさなんてもってきてない。

ぬれるのは汚くなるから嫌だった。
けどこのまま雨宿りしてるとおそくなってママに怒られちゃうからしかたなく走って帰ることにした。
その時後ろから誰かが来る足音がしたのでふれかえってみると上杉君がいた。

彩「上杉君、なんでいるの！？」

もう秀明に先生以外だれもいないと思ってたからびっくりした。
上杉君もびっくりしたみたいだった。

上「立花こそなんでここにいんだよ。」
彩「ちょっと先生の手伝いをしてたの。上杉君は？」
上「俺も先生の手伝いして帰るとこ。お前かさもってないのかよ。」
私はゆっくりうなずいた。

上「じゃあ俺のかさ入ってくか？」
彩「いいの！？ありがと！(^_^)ニコ」
上杉君はなぜか少し赤くなった。

上「////早く行くぞ////」
熱でもあるのかな？

そして私はお言葉に甘えて上杉君のかさに入れてもらった。

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