【銀魂】問題児と同居生活はじめました。

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よりによってなんで高杉先輩？というか、久しぶりに見たわ。まあ初日に話しかけんなって言われましたからね。ええ、はい。








『私の不注意でした。すいません。



…じゃあ私はこれで』




ああ、なんて優しいんだろう私。
まあ一応謝っとけば済む話だしね。



そう思いながら彼の隣を通り過ぎる。









パシッ





『ん？』


「……」






ん？どした？




何故か高杉先輩が私の手首を掴んだまま動かない。



なに？スリープでもしたの？







『あ、あの…そろそろ教室行きたいんですけど……』

「放課後」

『はい？』






「…放課後、ツラ貸せ」






そう言い捨てるとそのまま廊下を歩いて行ってしまった。









『え』







ん？




ツラ貸せ…？







え、待て待て待て。怖い怖い殺されるんか私は。
どゆこと、え？






1人で混乱していると予鈴が鳴ったので急いで教室へ向かった。









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『殺される殺される殺される…』






そう机に突っ伏しながら言っている私は側から見たらだいぶヤバイ奴だ。







「遂に壊れたねA」

「いや、こいつは元々壊れてただろィ」




『いっぺん死ね』






なんでこいつらの席が前後なんだろうとつくづく思う。





”ツラ貸せ”ってどうゆうことなんだよ。


やっぱヤンキードラマみたいに路上の裏とかに連れて行かれて『テメェ調子乗ってんじゃねーぞ！』って殴られて私は天に召されるコースだよな。


うん、そうだよな？









『ああああ、もう！



ねえ、ツラ貸せってやっぱ”お前殺す”みたいな意味だよな！？』







突然大声を出した私に目を見開く2人。





すると2人は顔を合わせて不敵な笑みでニヤッと笑い、









「そうそう、殺しちゃうぞ？っていう意味」


「よく分かってんじゃねェか。
てめぇをぶっ殺すってことでィ」





『…は、』









ああ、








__________終わった









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