階段から落ちたら｢ハイキュー!!｣の世界にいました。２ (ページ28)

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63段目国見side ページ28

俺は昨日Aと帰った
だから今日も帰れるかと思ったら及川さんと帰るという。

ー俺、及川さんに嫉妬してるかも。

架奈「あの…さ」

国見「…なに？」

そういえば俺、新マネと帰ってんだ
影薄いな、この人
俺1人かと思ってた←

架奈「国見くん…だよね
彼女とかいないの？」

国見「いないけど？」

架奈「好きな人とかは？」

好きな人、かぁ

ーーーーA

なんでAが…

俺 Aのこと好きなのかな
だから及川さんに嫉妬してるのかな

…あ、納得。

国見「いるよ」

うん、合ってる。
嘘はついてない、はず。

架奈「じゃあ私なんかじゃなくってその子と帰ればいいじゃない」

国見「その人、他の人と帰ってるから」

架奈「そっか…

じゃあなんであそこで私と帰るとか言ったの？」

国見「…別に」

架奈「国見くんって私のこと好きなの？」

何言い出すんだこの人は。
好きどころか真逆だし

国見「いや…そんなことないから心配しないで」

架奈「…だよね！」

この人は元気なの？クールなの？
よくわかんない人だな…

架奈「ーねぇ！
国見くんって誰が好きなの？」

国見「言わないよ」

架奈「私も教えるから教えてよ？」

国見「いや、教えたくないから教えないでいいよ」

架奈「いいじゃん！！」

ホント、こういう人好きじゃない
なんか…ウザい？

国見「別に知りたくないから
それに、俺森田サンの好きな人だいたい予想できるからいい」

どうせ及川さんだろ
あんなに引っ付き回ってたんだから

森田サンはスッと俺の前に立った

国見「…なに？」

架奈「私だって国見くんの以内に好きな人くらい予想つくよ！」

国見「…そう」

森田サンの横を通ろうとするとバッと前に手が出た
それにびっくりして俺は1歩下がった

国見「なにすんの」

架奈「国見くんってAのこと好きでしょ？」

この人やっぱ嫌いだ