【歌い手】最期まで歌いたい。

42話 お昼ご飯 ページ43

ーカランコロン


A「父さんハロー」

「あ、Aか。あれ、横の人は・・・？」

そらる「空野 琉唯と言います。Aとはシェアハウスをさせていただいています」

「Aをよろしくお願いしますね！」


おい父さん？なんでそこでニヤつくかな！？変な解釈されてなければいいんだけどさ


A「父さん、僕にオムライスちょーだい」

そらる「じゃー俺は、カレーライスいいですか？」

A「あ、やっぱ辞めた！僕も手伝う！」


なんか父さん、今日お客さん多くて大変そうだから


そらる「Aが作るのか？」

A「ん？はい！じゃあ、準備して来ますね」


僕の作業服、確かここの棚の上から3段目に・・・・。
あった！よし、厨房行こ


「おいA〜、琉唯さんの作ってくれねーか？」

A「・・・・琉唯、さん？」


え、そらるさんのとか僕のを作るんじゃないの？


「なにボーッとしてんだ。早く作れって」

A「でも、なに作ればいいの？」

「はぁ？カレーライスって言ってただろ、ちゃんと聞いとけ。ごめんなさいね、Aが」

そらる「いや、全然大丈夫ですよ！」


え、待って。なんでそらるさんが応えてるの！？琉唯さん、って誰、だ よ・・・・・。


A「うわぁっ！？琉唯さんってそらr、んぐっ！」

そらる「おい、お前バカなのかっ！？本名で呼べよ、バレるだろ？((苦笑い」


そらるさんと僕、カウンター挟んで向かい合ってるんだけどさ。そらるさんが身を乗り出して、僕の口を手で塞いでる
あの、僕の心臓止める気ですか((真顔


A「んっ！んん〜っ！」

そらる「ん？あ、悪い//」

A「大丈夫です、僕も悪かったですし///」

「「・・・・・・・・・」」


やばい、沈黙が痛いよ。とりあえずカレーライスは作ってるけど、会話がない((現在進行形
しかもそらるさん真っ正面だからな！？やりにくいったらありゃしないよ

43話 自作オムライス→←41話 偶然

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す