【あんスタ】ただの用務員ですが。なにか？ (ページ25)

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74.楽しんだモン勝ちページ25

『んで、なんか人数増えてんだけど？』

「だ、だめだったでござるか･･･？」

『いや、別にダメじゃねぇよ。･･･賑やかになるなーって思って』

「･･･鬱だ」

仙石くんとの忍者保存会の日になり、仙石くんを待っていれば何故か、死んだ目をした高峯くんと高峯くんを宥める南雲くん、ハイテンションな守沢くんが着いてきた。

･･･あぁ、高峯くんご愁傷さま。どうせ守沢くんに引きずり出されたんだよな、心中お察しします。ほぼ流星隊御一行じゃねぇか。

『ここまで来たら深海くん連れてくればよかったのに』

「家にいなくてな！！」

『･･･あぁ、そうか』

別に家には居たけど居留守使ったんじゃないかとか考えてないからな。まぁ俺だったら居留守使うけど。

俺今日コイツらの保護者になるのかと思ったところで頭が痛くなったので(主に守沢くんのせい)考えることを放棄し、とりあえず俺含め5人分のチケットを買う。

『これ、どれやるにも必要みたいだから無くすなよ』

「分かったでござる！」

『仙石くん良い返事だなぁ。ほら、南雲くんも高峯くんも』

「ありがとうっス！ほら、翠くんもここまで来たらもう楽しもうっス！」

南雲くんが高峯くんの分も受け取り、ずっと落ち込んでいる高峯くんに声を掛ける。が、高峯くんも相当参っているようだった。

しょうがないよな。高峯くん体動かすのそこまで好きじゃないらしいし。

「俺には無理だって」

『限界だったら俺と休もうな。あと、ここゆるキャラいるってさ』

「･･･それ本当ですか？」

『ホームページで見たけど、規定されたアドベンチャーを巡れば貰えるって』

「･･･ちょっと、頑張ります」

ごめん不覚にもチョロいって思っちゃった俺を誰か殴っていいぞ。