/118 未来であれ。 ページ39
Aside
懐かしい人達を見た
『A、夕飯何がいい?』
『はい!団長さん!ここは、お汁粉うどんがいいと思います!』
『キサラギちゃんは、僕たちを殺したいの;』
『おじさん、逝ってらっしゃい』
『もう!おじさんじゃないでしょ!?この、馬鹿!』
『ねぇ、お汁粉うどんって何?』
『マ、マリーは、知らなくていいんスよ;』
『モモ、悪いことは言わない。すぐに取り止めろ』
『お汁粉うどんかぁ……どんなのだろうね?美味しそう……』
『ちょっ……!遥!絶対に美味しくないわよ!』
『アハハハ;あ、私はAちゃんの手料理がいいな!』
ある女の子が振り向いた瞬間に、その光景は消えていった
もし、これが……未来を視たとしたのなら……
いつか、帰れるんだろうな
あ「…待っててね」
そう呟くと、目の前に白い光が現れる。それは、だんだんと強くなり、思わず目を瞑った
次に目を開くと、白い天井と点滴が映った
起き上がり、伸びをする
あ「ん〜……!よく寝たぁ……」
ふぁ〜と欠伸をすると、ガラガラと扉が開いた
そちらに目を向け、目が合うと、2人は固まってしまった
あ「あ、おはようございます。火神さん、黒子さん」
黒「え、起き……た……?……A、さ……ん……」
火「は…?目が覚めた……のか……?……って」
火神さんは、怒った顔をすると、ズカズカどこちらに歩いてくると……
ぺシッ!
あ「痛っ!?」
頭を軽く叩かれた
火「こんっの……心配させやがって……!何が呑気に「おはようございます」だ、あ゛ぁ?こっちの身にもなれっての!」
あ「……へ?え、心ぱ……い?なんか、ごめんなさい?」
黒「火神君、Aさんは起きたばかりです。何、叩いてるんですか。それと、こっちの状況が分かる訳ありません。理不尽でしたね」
火神君は「だってよ……」とムスッとした顔をした
あ「あ、の……?」
すると、黒子さんは私の手を握ってきた
黒「…温かい、ですね」
そう言うと、フワッと微笑んだ
状況が掴めない。何があったんですか……そりゃあ、すぐには起きなかったかもしれないけどさ。前にもあったし?3日ぐらい起きなかったんでしょ?
優しい人達だな〜
火「まさか、2週間も起きないとは誰も思わなかったわ……」
………………。
あ「はぁあ?」
思わず、マヌケな声が出た
/119 本当に、すみませんでした。→←/117 お疲れ様です。
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メイ - LAINじゃなくてLINEですよ (2015年8月18日 13時) (レス) id: 67fb1b52b6 (このIDを非表示/違反報告)
悠りん(プロフ) - ユキさん» いえいえ!そんなことは……!って言ってると続きそうですね;でも、質問は受け付けてますので!ありがとうございます! (2015年5月16日 8時) (レス) id: 3cfd7ebca7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 悠りんさん» そうなんですか!すみませんでした!!いやいや私が悪いんですよ…了解です! (2015年5月16日 8時) (レス) id: ec3ade301c (このIDを非表示/違反報告)
悠りん(プロフ) - ユキさん» あ、それはカノに向けて言ったんです!スミマセン!分かりづらくて……でも、どんどんとおかしいところは言ってください! (2015年5月16日 8時) (レス) id: 3cfd7ebca7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - ヒビヤとモモの会話はおじさんじゃなくておばさんでは? (2015年5月10日 14時) (レス) id: ec3ade301c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠りん | 作成日時:2015年4月25日 11時