／１０７ なんでこんなっ……。 ＊高尾 ページ28
高尾side
ぐにゃりとあの時見たように、空間が曲がった
そして、地面から黒々とした城のようなものが現れた
赤「……拠点が見つからないはずだ」
冷静にそんなことを言える赤司に感心する
ハ「入るも入らないも自由……ただ、死にたいのなら、入れ」
そう言うと、中へと歩いてく。けど、急にAちゃんが振り向いてこっちを見た
今まで顔を上げることはなかったAちゃんと目が合う
実際は数秒だったんだろうけど、とても長く感じた
ハ「A？行くよ」
あ「……うん」
高「……っ！」
一瞬、一瞬だけど今……あの時の……いつもみたいに笑った気がした
俺の願いからきたただの幻かもしれないけど
もしかしたら、ハクに向けたものかもしれないけど
高「……なんでこんな……安心するんだよっ……」
前髪をクシャッと握って、頬に伝うものを隠した
緑「赤司、どうするのだよ」
真ちゃんの声でハッとし、静かに深く深呼吸をしてこれからのことを考えた
赤「作戦ならできた。すぐに実行する……＿＿＿」
･
･
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伊「…でさ、潜り込めたっちゃ潜り込めたけどさ……」
笠「うげぇ……」
花「あんま喋んな！」
桜「スミマセン、流石に僕も気持ち悪いです。スミマセン！」
高「まぁ、誰も思わないよな;」
黒「まさか中でも仮面を外さないとは……」
うじゃうじゃと、気味の悪い仮面をつけたやつらに紛れて、何故持っていたのかは知らないが、赤司に渡されたピエロの仮面をつけてコソコソと会話する
赤司の作戦はこうだ
１、高尾、黒子、桜井、花宮、伊月、笠松が先に潜入する。(帰ったと見せかけて)
２、どこに何があるのかの詳細を伝え、簡単にここの地図を向こうで作る
３、警備の数…手薄なところを何ヶ所か報告し、そこから一気に攻撃する
４、そっちへと意識が向いたら、潜入組はあの球体を壊しに行く
赤『後は、成り行きだ』
そこまで、あの一瞬で考えたのは凄い。だが、最後が問題だ。アイツ、涼しい顔して成り行きだとか言った
高「成り行きってさ、これ最初から成り行きに任せないとダメじゃね？」
黒「気にしたら負けです」
桜「まずは、何階あるのか聞き出してきますね」
笠「おおおおおお女とか、いねぇよなっ……」
伊「桜井が行くんだから関係ないですよ;」
笠松サン……;
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メイ - LAINじゃなくてLINEですよ (2015年8月18日 13時) (
レス) id: 67fb1b52b6 (このIDを非表示/違反報告)
悠りん(プロフ) - ユキさん» いえいえ！そんなことは……！って言ってると続きそうですね;でも、質問は受け付けてますので！ありがとうございます！ (2015年5月16日 8時) (レス) id: 3cfd7ebca7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 悠りんさん» そうなんですか！すみませんでした!!いやいや私が悪いんですよ…了解です！ (2015年5月16日 8時) (レス) id: ec3ade301c (このIDを非表示/違反報告)
悠りん(プロフ) - ユキさん» あ、それはカノに向けて言ったんです！スミマセン！分かりづらくて……でも、どんどんとおかしいところは言ってください！ (2015年5月16日 8時) (レス) id: 3cfd7ebca7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - ヒビヤとモモの会話はおじさんじゃなくておばさんでは？ (2015年5月10日 14時) (レス) id: ec3ade301c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠りん
| 作成日時：2015年4月25日 11時
