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/105 映った人。 *黒子 ページ26

瀬「いない、じゃなくて月下の異能の、命令を聞いているんじゃないのか?建物からでるな、みたいな」




緑「なんのためなのだよ……」




赤「何にせよ、何か目的があるんだろう」




皆の会話を聞きつつ、画面に映る景色に集中した




黒「……?」




今……何かが映った……?




映す場所を戻して見ると、大通りの交差点に誰かがポツンと立っていた




黒「桃井さん、これ拡大して下さい」




桃「っ!分かった」




ズームされていくにつれ、僕の目はだんだんと開かれていった。桃井さんは、口元を手で抑えている




今「何かあったんか?」




黒「っ今、映します!赤司君これを見てください!」




班分けと、指示をしていた赤司さんは、一旦手を止めてこっちを見た




火「A……!」




俯いていて、表情は分からないがAさんが何かを持って立っていた




笠「何を持ってんだ?」




花「違う角度は……あっ……た……」




だんだんと、花宮さんの声が小さくなっていった




青黒い球体を抱えていたのは分かった。けど……




相「ピエロの……仮面……」




Aさんの、頭の右側にピエロの仮面がかかっていたのだ




桃「Aちゃん……」




桃井さんの目からは、ポロポロと涙が溢れていた




赤「先程言ったメンバーで、そこに向かえ!サークルで1人残るものは、詳細を数分置きに連絡!」




火「っしゃぁっ!あん時のぶつけてやる!ぜってぇ、許さねぇ!!」




火神さんの叫びに皆が声を上げた




黒「火神君、行きましょう!」




火「おうっ!」




火神君が猛獣の姿になると、その背中に乗って、誰もいない街へと飛び出した




交差点には、まだ青黒い球体を両手で抱えているAさいんがいる




距離を開けて、前に立った




高「Aちゃん!何してるの?帰ろうよ!」




高尾君が、一歩、一歩と近づいていく




それでも、俯いていて動こうとはしない




高「なっ、迎に来たから!」




Aさんの口が微かに動き何かを言う。すると、球体が少し光った瞬間に、高尾君が吹っ飛ばされた




高「うわっ!!!」




緑「高尾!」




緑間君が、素早く高尾君をキャッチした




大「高尾?」




高「な、なんだよ…これ……右手が……」




咄嗟になにかの衝撃から庇った右手だけが、ガタガタと震えていたのだ




宮「まさか……殺気で吹っ飛ばされたのかよ」




Aさんを見ると、やはり動かずにそこにいた

/106 目を覚ましてくれ。 *緑間→←/104 人が……誰もいません。 *黒子



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メイ - LAINじゃなくてLINEですよ (2015年8月18日 13時) (レス) id: 67fb1b52b6 (このIDを非表示/違反報告)
悠りん(プロフ) - ユキさん» いえいえ!そんなことは……!って言ってると続きそうですね;でも、質問は受け付けてますので!ありがとうございます! (2015年5月16日 8時) (レス) id: 3cfd7ebca7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 悠りんさん» そうなんですか!すみませんでした!!いやいや私が悪いんですよ…了解です! (2015年5月16日 8時) (レス) id: ec3ade301c (このIDを非表示/違反報告)
悠りん(プロフ) - ユキさん» あ、それはカノに向けて言ったんです!スミマセン!分かりづらくて……でも、どんどんとおかしいところは言ってください! (2015年5月16日 8時) (レス) id: 3cfd7ebca7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - ヒビヤとモモの会話はおじさんじゃなくておばさんでは? (2015年5月10日 14時) (レス) id: ec3ade301c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:悠りん | 作成日時:2015年4月25日 11時

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